2013/11/26(火)11:18
鬼無里へ(後編)
鬼無里への前編・中編からの続き
さて、鬼女伝説の残る集落などを抜けて行くと前方に目的の橋が見えて来ました。
奥裾花ダムの奥裾花大橋です。
紅葉の名所として有名な場所です。
鬼無里の紅葉色付き情報ここにこの頃の素晴らしい紅葉の写真が載っています^^
雲の流れが早く、時に日が陰ったり急に陽射しを感じたり。
その度に光を受けて紅葉の色彩も景色も違って見える日でした。
橋の周辺にはカメラを構えた人や、写生に精を出す人などが来ていました。
この先約10kmにある奥裾花自然園は水芭蕉やブナの原生林で有名です。
混雑する紅葉のピーク時は、このダムからシャトルバスのみで入園する事が出来るようになっています。
道が細く渋滞するし、排気ガスによる自然破壊なども懸念されているからでしょう。
今年も28日までシャトルバスが運行されていましたが、31日はすでに人の姿も少なくなり、ダム湖をぐるっと巡る一方通行の道路も一般車の通行が可能になっていました。
北アルプスが見えたなら八方尾根のトレッキングを考えていた私達ですが、雲で見えなかった為こちらへとルートを変更していました。
奥裾花自然園の3時間はかかる散策ルートへ行っても問題無い装備はしてありましたけど、ここに着くまでにあちこちで写真を撮ったり景色を見たりして時間を費やしてしまっていました。
奥裾花大橋を渡った頃は11時半でしたけど、早い日暮れなどを考えて自然園は来年へと持ち越す事に決めました。
奥裾花自然園はこの日が最終日だったのです。
これ以降来年の4月末まで人のいない長い静かな時が自然園に流れるのです
ダム湖奥の奥裾花渓谷は紅葉のピークです(小沢橋付近)
道が細いので一方通行はありがたいです^^
広葉樹の紅葉は元より、針葉樹(カラマツなど)の紅葉が始まっていて綺麗でした
橋や紅葉が水面に留まっている様が静かです。風が無い証拠、さざなみが立てばこうは映りませんね。
車が少ないので気に入った景色を見つける度に停車してシャッターを押しました
旦那は一眼、私はコンデジで好きな風景を好きなだけ撮りまくります(笑)
それぞれの写真を帰ってからパソコンで眺め、自分のアングルの方が好きだとか言い合うのがまた楽しい
私はカメラだけじゃなく、更に双眼鏡も使うので忙しい(笑)
ここでは水路のずっと奥の方にカルガモが数羽泳いでいるのを見つけました
奥裾花大橋を渡った陽溜りで持参したおにぎりを食べたのですが、里へ降りて来て松厳寺を見学したりした後は、ふるさと資料館向かいにある「そば処鬼無里」で十割蕎麦を食べて行く事にしました。
もりとろろそばです。
びっくりする程の量でお腹いっぱい、はち切れそうになりました(汗)
以前盛り方が少ないと言われたので、それからはたっぷり食べられるように変えたそうですよ
ここからだと県道86号で地蔵峠を抜ければ七二会に降りられるのですが、とってもとっても曲がりくねった細い山道が何処までも続くので(笑)、小川村へ抜ける峠(こちらの方が山道は短く道路も少し広い)から帰る事にしました。
そば処から家までは私が運転したのですが、お腹がいっぱい状態でしたので眠くて大変でした。
危ない危ない 私に食後の運転をさせてはいけませんね
車は動く凶器、自分も他人も傷つけます。
以後くれぐれも注意いたします