2014/04/30(水)09:29
春の信州より・山菜編(2)セリ
信州の春より・小布施、山菜編(1)に続きます。
家のすぐ隣に大きな神社があり、その裏手には畑や水田があります。
ご多分に漏れず七二会でも高齢化などで使われなくなった水田などがいくつもあります。
こんな状態になっているのですが、雑草に混じってセリが沢山生えているんです
今日初めてセリ摘みに出かけてみました。
ちょっとビクビクしながら、他人の土地に入るのは新参者には不安なのです。
誰にも咎められる事は無いのですけどね
僅かな時間でこんなに採れました
誰も採らないので一面にセリだらけ、まだまだ何度も収穫に行かれそうです^^
子供の頃(一時前橋に住んでいたので)、家族でよく畑にセリ摘みに行きました。
あの頃セリは大嫌いで食べられなかったけど、摘み取るのが面白くてしょうがなかったっけ・・・。
セリに限らず香りの強い物など食べず嫌いが多かった私、こんな色々な味を楽しめるようになるとは大人になったものです(笑)
沢山採れたので、おひたしだけじゃなくセリ御飯にしてみました
先週小川村でゴボウ御飯の素を買って来たので、そこにさっと湯がいて刻んだセリを入れただけ
素朴な味にセリの風味が加わって美味しかったです
その他に、再び成長して収穫が出来た庭のアケビ(蔓)
畑の周りの雑木林で野生で小ぶりなアケビを沢山見つけました。
庭のアケビと比べるとこんなに大きさが違います。
左側が庭のアケビ、右側が野生の蔓です。
細くて小さいけどこちらは沢山見つけられたので大喜び
この畑などが広がる場所ではよく雉の鳴き声が聞こえます。
この間、意外に近くで声が響いたので目を凝らしてじっと探してみましたら・・・・。
スマホしか無かったのでちょっと小さくしか写っていませんが、◯の中に雉がいます。
発見した時は大興奮
頬から耳にかけての赤い色もはっきり見えました
ケーンケーンと言うよりもケェーッケェーッと聞こえる鳴き声です。
胸を張って羽ばたきながら叫ぶ姿も確認出来ましたよ
私にとっては動物園で見る鳥なので、今自分がそんな自然の中にいる事がとても嬉しく幸せなのです
一昨日はヨモギで草餅を作ってご近所にもお裾分けしました
天ぷらにしたりお風呂に入れてヨモギ湯にしたり、ヨモギは色々使い道が多いですね。
アンコは買った物を利用しました。
でもこれはこし餡じゃないのよねぇ・・・・
春になって見る事ややる事が多くなり、気ぜわしくてしょうがありません
今行かないとあそこの花が見られない、とか今日までは天気が良いから春を見に行かなくちゃ、とか季節と競争するように動きまわらないと、素敵な光景を見逃してしまいそうで焦るのです
家にいても畑に種を蒔く時を収穫時を予想しながら決めないといけないし、その為に土の準備しなければなりません。
粘土質の畑ですから、今年に備えて去年から落ち葉を沢山入れたり堆肥を入れて耕したりと頑張って来たんですよ
畑仕事は腰にも膝にも痛い作業ですが・・・
今日までにナスとミニトマトの苗を植えました。
インゲンの種を蒔き、冬のうちに種から育てていた下仁田ネギの苗を畑に移植しました。
小松菜は寒冷紗のトンネルの中でちょっと大きくなり間引きを済ませました。
畑の端では秋に植えておいた球根からチューリップや水仙が芽生えて今満開の彩りを添えてくれています。
写真上部遠くに見えるのは1年経って増えて来た芝桜です^^
毎日草花や野菜を見ると「確かに生きている命」を感じずにはいられません。
私が手中にしている「生命」への責任と愛しさで胸一杯の毎日を過ごしています
七二会からトンネルを抜け、善光寺平(長野盆地)へ出るとびっくりするような色彩に囲まれます。
道路沿いに広がる桃畑
川中島は今桃の花が満開で辺り一面に桃色天国です
黄緑色の若い芽が先に出るリンゴも白い花が咲き出して来ましたよ
次から次へと様々な花が咲く、春真っ盛り状態になった長野市です
道路が混む時を避け、連休後に一度帰京する予定です。
吟の年に一度の健康診断と予防注射があります。
なんと5月16日から2泊で両親と姉夫婦が七二会に来られる事になりました
車椅子がそのまま乗れる介護仕様の車を借りて来ます。
父には最後の旅行になるかもしれません。
七二会の家をゆっくり楽しんで貰いたいと、今週は障子の貼り替えをしたりペンキ塗りしたり準備をしています
北アルプスの雄大な自然をどうしても見せたくて、今から天気に恵まれる事を祈る毎日です