2010/07/29(木)19:44
ニヤリ
サッカー日本代表が帰国した。
帰国会見では、岡田監督の無茶ブリで
南アフリカ風の歌あり(森本)、
闘莉王の物真似あり(今野)と、爆笑の渦。
そのニュースを見て、こちらも“ニヤリ”としたわけで。
そういえば、敗退したパラグアイ戦でも、
思わず“ニヤリ”としたシーンがあった。
それは、観客が掲げていた応援ボード。
一体何と書いてあったかというと……。
「まだだ! まだ終わらんよ!」
まさか、この名言が南アフリカで使われるとはね。
解説しよう!
この台詞は『機動戦士Zガンダム』最終回、
クワトロ・バジーナ(シャア・アズナブル)が
絶体絶命の場面で吐いた台詞である。
これを掲げたサポーター、それに気付いたカメラマン、
スイッチングしたディレクターはGJ!
だったのだが……。
惜しむらくは、タイミングか。
映すなら、0対0の状況じゃなくて、
駒野がPKを外した直後だろうがァァァァァ!
そういえば、後半35分くらいだったか。
遠藤が空中戦でパラグアイのDFに肘打ちを喰らい、
顔を押さえるシーンがあった。
「親父にもぶたれたことないのに!」
アムロ・レイの名言が書かれたボードが
直後に映っていたら、秀逸だったのに。
☆☆☆
さて、我がオリックスも自然と“ニヤリ”。
<水曜日>
E 000 100 001 2
Bs 000 010 002x 3
日高の逆転2ランで、今季4度目のサヨナラ勝ち。
「エイって振ったら、ピョーンと入った」という
去年の劇弾とは一味違い、今年は「感無量」だったとか。
9回、バルディリスの代走・森山が
まさかの単独スチールを成功させたのが熱かった。
先発の長谷川は移籍後初登板だったが、及第点だろう。
ドラフト時、福留に方針転換さえしなければ、
15年も前に青のユニホームを着ていたはずの男。
そういえば、日高とは学年もプロ入りも同期だね。
<木曜日>
E 000 000 000 0
Bs 100 102 60× 10
何よりも嬉しかったのは、金子が完封したこと。
相性の良い相手とはいえ、天晴れ!と。
打っては5本塁打とフルボッコ。
カブレラが2発、Tも2発、日高は2戦連発。
先発の井坂には去年、プロ入り初勝利を献上したので、
やや利子を付けて返してもらった感じか。
それにしても、岡田監督のバント嫌いは凄いね。
ノーアウトの走者を還せないことが何度か。
しかし、前日の日高は盗塁&強攻で成功したからなァ。
<金曜日>
Bs 140 000 000 5
H 020 000 000 2
謎の外国人投手・ダービンを攻略。
初回だけで35球も投げさせたというから見事である。
先制点を叩き出したのは後藤だ。
今年は飛躍的にセンターへの打球が増えたはずだ。
何でも、3番になって打撃の考え方が変わったと、
今週の『週刊ベースボール』に載っていた。
以前は初球からどんどん振っていく積極打法。
好きな時に好きなボールを打つというスタイルだったのが、
3番に指名されたことで状況を考えるようになったと。
果たして、この場面で大振りが必要なのか、
求められているのは、一体どんな結果なのか。
それを考えるキッカケになったのが、
4月25日の西武戦だった。
1点ビハインドの9回、後藤のエラーで差は2点に。
その裏の攻撃で先頭打者だった後藤は、
ミスを取り戻そうと一発を狙い、
結局は出塁することさえできなかった。
案の定、次の試合ではスタメン落ち。
この経験が、今の活躍に繋がっているのだという。
で、2点目を挙げたのは赤田。
下山の怪我を受けて昇格したこんがり肌の男は、
復帰後の全試合で安打を放っている。
更に大きかったのは、カブレラの一発だろう。
最近、釣り球にバットが空を斬る場面が目立っていたが、
化け物ぶりが戻って来たか?
あと、この試合は2人の投手を褒めねばなるまい。
鴨志田と古川。
特に鴨志田は一死二・三塁の場面を
無失点で切り抜ける好投。
実はこの男、ここまで6試合中5試合で
奪三振率の高いハイパフォーマンスを見せている。
巨人時代から素質の高さは注目されていたが、
未だに一軍で勝ったことがない。
しかし、この調子で中継ぎの一角を任せられれば、
自然と勝ち星は転がり込んでくるはずだ。
さァ、明日は和田と小松の先発。
オリックスは今季初の5連勝に挑む。
まだまだ“ニヤリ”とさせてくれよ?
Please crick here !!