テーマ:スポーツあれこれ(11079)
カテゴリ:混合
観戦の記念に買ってきたのだろうか。
最近、何度かブブゼラを見かけた。 南アフリカの伝統楽器。 音色を出すにはコツがいるそうだが、 吹き損ないでも、その音量は結構なものだった。 あんなのがスタジアム中で鳴り響いたら……。 W杯開幕前から言われていた通り、 とってもとってもウルサイわけで。 その数値はなんと、約130デシベルにも達するという。 これはF1とかロケットとかの爆音と同レベル。 ……多分「アムロ、行きまーす!」とか言って、 ガンダムが発進する時も同じくらいだと思う。 あまりの騒々しさに、フランスのケーブルTV局は、 ブブゼラの周波数だけをカットして中継。 今後予定されている各種目の世界大会では、 ブブゼラによる応援禁止が決定、或いは検討されている。 でも。 そんなW杯もあと僅かで終わりだと思うと寂しいね。 一方、一足先に閉幕したのはテニスのウインブルドン。 今年は車椅子部門で国枝が、 そしてJr.女子単部門で石津が準優勝。 錦織も優勝したナダルと対戦するなど、 日本勢の話題が多い大会だった。 そして。 今年も叫んでいたなァ、マリア・シャラポワ。 インパクト時に出る絶叫は、なんと100デシベル超。 これはチェーンソーとか地下鉄とかの騒音と同レベル。 ……多分、福原愛の「サァー!」なんて、 足下にも及ばないほどの声量だと思う。 元女王のマルチナ・ナブラチロワは、 この絶叫に対して苦言を呈する1人だ。 「大きな叫び声は、インパクトの音をかき消す。 この音を聞き分けるのは対戦する際の大事な要素だが、 聞こえなくさせることでズルをしている。禁止すべき」 インパクト時の音とは。流石、達人の意見である。 達人で思い出したのだが、 あの人は多分、南アフリカには行けないな。 競技かるたの“永世名人”西郷直樹のことである。 現在12連覇中と、まさに無敵。 その真髄は、常人離れした「耳」にある。 この世界で勝敗を分けるのは、 如何に“決まり字”を聞き分け、素早く反応するか。 “決まり字”とは、そこまで読まれれば、 取るべき札が確定できるという最少文字数のこと。 一字決まりから六字決まりまである。 例えば、最初が「す」から始まる歌は、 百首ある中でも一つしかない。これが、一字決まりだ。 西郷名人は、これを「す」ではなく、 子音の段階=「s」で判別できる耳を持つ。 “地獄耳”とは違う“神の耳”。 それだけに、耳に負担がかかることは、 子供の頃から避けてきたという。 イヤホンで音楽を聞くなど、言語道断だとか。 うん、やはりブブゼラは西郷名人にとって天敵だ。 ☆☆☆ 先日、イチローがタイガース戦でレーザービームを披露。 その際、二塁塁上で釘付けにされた ミゲル・カブレラが睨んで来たそうで。 これに対し、イチローは……。 「彼、ちょっとラオウっぽい感じですからね。 悪い感じの人じゃないですから、別に怖くないですけど」 と、コメントしたという。 ……聞き捨てならんな。 似とるかね。なんか違くね? ☆☆☆ 天国と地獄を行き来しているオリックスについては、 また後日にでも。 Please crick here !! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.07.29 19:39:26
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