ボランティアの猫 ミルクのお母さん猫「カンナ」
前からこの子の写真を載せたかったのですが、ようやく念願がかないました。私が所属している猫ボランティア団体が所有する民家で飼われている猫で、うちの猫「ミルク」のお母さん猫「カンナ」の写真です。この子ですが、もともと飼い猫だったらしいのですが、去年妊娠が発覚してから某公園に捨てられたらしいのです。そこでミルクと雄猫の「吉」を産んだのですが、かなり生活環境が悪かったらしく、それを見かねたボランティアの某会員の方が去年の夏3匹とも保護し、ボランティアの民家で飼われることになりました。カンナはその後私がミルクを引き取る直前避妊手術を受け、同時に受けた猫エイズ、猫白血病の検査の結果いずれにも感染してないとわかり、それなら子猫であるミルクも感染していないだろうと考え、私がミルクを引き取ったのです。今ボランティアに猫達の世話を手伝いに行くと、必ず私に寄ってきて甘えてくるのがこのカンナです。ミルクのことを覚えているのかもしれませんね。しかしこういった哀れな猫を見ていると、動物愛護管理法がいかに形骸化しているか、これを考えさせられますね。妊娠が発覚してから捨てるなんて飼い主として最低だと思いません?ともかく今、人間と猫や動物達の関係が悪化していることをもっと真剣に考える必要があると思います。猫を飼うなら決して飼育放棄したりせず最後まで面倒を見る、生まれて増えるのが嫌であれば避妊手術を受けさせる、各飼主さん達にはそれを心掛けてほしいと思います。