MSM-07 ズゴック
水陸両用機の開発は、ほぼ同時期に何種類かの用途別設計で進められていた。本機は、他の水陸両用機における最大の問題点であった地上戦闘時の性能を主眼に開発されている。陸戦時でも高性能な運動性を持たせ、陸戦用の機体に引けをとらないスペックを持っていた。
水冷式と空冷式のラジエータを併用して搭載しており、熱核水流ジェットに加え、化学燃料ロケットも装備している。この併用装備が、結果的に陸戦時の性能向上につながっており、上陸作戦の可動範囲を拡大させるのに役立っている。
腕に装備されたメガ粒子砲は、他の機体より収束率が高くなっており、水面に浮上して、上空の敵を打ち落とすなど効果的な使用がなされていた。
大西洋地区におけるホワイトベース隊との交戦やジャブロー攻略戦などにも同型機が参戦している。
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