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カテゴリ:閑話休題
あのね。
Neverbの仲がいい友達がさ...最近哀しくなることを言うんだよね。 彼女はワタシのことを心配して言ってくれているんだけど...。 彼女は、黒人のことが信用できない、あの連中と恋愛しても、必ず哀しい思いをするんだよ、って。 彼女の周りにいる日本人とブラック(アメリカンだろうがアフリカンだろうが、ジャマイカンだろうがなんだろうが)のカップルで、問題がない人たちはいない、って言うのね。 どんな黒人でも、必ず何かしらの問題や精神的な屈折を抱えているって。たとえ本人がどんなにすばらしい人間でも、その家族には必ず問題を抱えた人間がいるもんだ、とまで言ってのける。 ワタシの元彼のことも、彼は社会的に成功して、誰からも好かれるいい男だけど、やっぱり何か他人を信用しきれないんだな、と感じていたそうなw。だからワタシと彼が本当にうまく行くのかと、心の底では心配していたとか。 確かにね、アメリカに住むブラックってのはマイノリティで、生活のレベルや教育レベルは、白人のそれに比べると、(平均すれば)劣るのは誰でも知っている。サウスセントラルやイーストLAなんかの、いわゆるゲトーと呼ばれる地域のストリートでハングアウトする子供たちの多くがブラックやヒスパニック。白人やアジアンはあんまり見かけない。そんな子供の多くがシングルペアレントの家庭に育ったり、チャイルドアビューズの被害にあったり、家庭が崩壊している。 実際、悪いブラックにだまされて身ぐるみはがされたり、クレジットカード使い込まれたりとか、とんでもない目に遭っている日本人の子ってたくさんいる。ワタシだって、元亭主には本当にひどい目に遭わされた。そのあとつきあった男だって、とんでもないクズやヒモ志望の腐れ外道もいたし。 でもね、だからといって、ワタシは黒人全体を判断したりしないよ。 ワタシは、好きになる相手の人種は問わない主義だけど。でもやっぱり、黒い男に目がいくのは本当。やっぱり好みってあるじゃない? ワタシは、ブラックミュージックやアクター、NBAが大好きだしさ、それにどうしたって、すれ違った時に目で追ってしまう確率が高いのは、ブラックのいい男だもん。これは、しかたないでしょ。 だけどね、見てくれだけで男を選びとる事はしないし、本気で好きになるには、やっぱりパーソナリティが自分にぴったりくることがマストだし。 どんな人種でも、生まれ育った環境がよくて、タップリ愛情を注いで育てられれば、素敵な人間に育つ基礎はできあがる。そして劣悪な環境に育ったって、自分自身の力でとても魅力的な人間に成長していく人だっている。 また、逆にどんなに恵まれた環境に育ったって、ドラッグに溺れたり、Insecurityにいっつもおびえて神経症になっちゃったりする人や、ギャングやThugに身を落としちゃう人だっている。 だからね、ワタシはその人の価値と言うか、存在意義って言うのは決して人種で判断されるものじゃないと思うんだ。黒人だから、アジアンの女の子を幸せにする度量がないなんて、人種差別も甚だしいって、思っちゃう。 最近仲良しのEとも話したんだけどね、たとえ言葉の壁がない者同士でも、乗り越えられないものがあるって。でもそれは、言葉がどうのこうのというよりは、考え方に大きな隔たりがあるってことなんだって。たしかにコミュニケーションは大切だけど、考え方があまりに違うとコミュニケーション以前にわかり合う事を放棄してしまうんだよ、ってね。 たとえ、言葉に多少の不自由があっても、物事に対する根本的な考え方があっていれば、大概のことは乗り越えられる。 そして、自分自身にぴったりとあうパートナーを見つけるのは自分の度量と努力次第。ワタシは、好きになる相手は、肌の色では選ばないよ、絶対に。 みんなは、この意味わかってくれるよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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