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豪州ちゃんぽん

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2004.10.21
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昨日はブルーマウンテン、イレギュラーで仕事入り。
車いすのお客さまも入れて一番小さなバスで、一日、奇跡的に雨がやみ霧も晴れて、なんとか3日目の正直。
まさにお~まいご~~っど!の仕事になった。

が、日本は台風?!また?!
で、携帯にお客さま宛、明日の帰国便キャンセルや変更の連絡がとびかう。
雨に遭わずに観光できたと思ったら、超早朝に変更だとか、今晩に変更orあさって?なんて疑惑の電話で不安げ。
「英語、ほとんど分からないんですけど・・・」
だっ、大丈夫だと思います、という大仮定形(汗)帰りの市内まで、あまり楽しそうに案内できなかった・・・どうしようもないんだけどぉ(((((^^;



#つぶやき・・・・・・##############
昨日は車いすのお客さまが参加された。バスが小さく、車いすをのせて座席ぎりぎり(実は手配不足)私も初めてだった。
でも運転手が体格が良くて協力的、朝のミート時には「心配ないよ、簡単さ」と励ましてくれたし、ブッシュウオークにSさん(ベテランガイド)が同行だったので、昼食からはケアも行き届いた。
ブルーマウンテンは観光の乗り物が2種類あり、古い炭坑の遺物、最大斜度52度のトロッコは人気。でもバリアフリーではない。
以前も慎重170cmはあろうかという奥さんを担いで階段をおりてきた男性を見たことがある。到着先にはのぼり階段。
小雨模様でもあったし、他方のロープーウエイは車いすもスルーできるので、往復を進めたが、両方がご希望だった。
ならば!と気合いをいれて階段の上り下りをお手伝い。段数にすれば20~30段なのだけど、結構大変だ。でも全行程クリア!
霧も晴れて(奇跡的!)景色も御覧いただけた。ちょっと感動。同時に安易に楽な方をすすめようとした自分に反省。

現地では保険の問題もあって、手助け(介護)ができないケースもある。
そう思って、安全を期するとつまらない方向に進めてしまいそうになる。
自分も典型的に危険回避形人間だったか。
これまでも肢体不自由な方の御参加はあった。ご家族はごく普通にツアーに参加したいと希望されることも多いが、見せてあげたい名所も、この大自然の中では階段や山道でやんわり断られることも多いのだそう。
オーストラリアでは車いすやベビーカートなどの運び込みなどに、実におおらか。これは見習いたい。広いしね。いつもウエルカムスマイルだ。

乗り降りの介護や、車いすの運び込み、一般の方への遅れをとらない手配など、これがつかず離れずというのがまた微妙なライン。
今回に限っては同行の方が2名おられたが、若い女性がほとんどのケアをして、男性は見ているだけという、ちょっとかわった一団。ま、人にはそれぞれ事情があるのだろう。そこは干渉しないように、見ないように(苦笑)
オフィスにかえって、同じお客さまがディナークルーズに参加とのこと、ガイド間での申し渡しもできるだけ詳しく。
仕事の深みを思い知った一日だった。人生これ一生勉強なり?!







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最終更新日  2004.10.21 07:34:26
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