初通院:ドレッシング?
初回の通院、9:50の予約にオンタイムで到着。すぐ「不器用なフィジオセラピスト」にあった。「やあ、調子どう?」とギプスを見て、だんなが巻いた汗止めを見て「やあ、うまく作ってるね。きれいだし」って(笑)予約カードを見せると「座って待ってて」と。あっという間に1時間がすぎた。でたぞ。例によってユックリズムの豪州時間(^o^)/と、隣のおじいさんが話しかけてきた。「どこから来たの?日本?コンニチハ」なんて。いろいろと話かけてくる。退屈していたのね。おじさん、どのくらい待ってるの?ときくと「予約は9:40さ」と。10分違いの1時間待ち?!さらに、2時間のときもあるし、ドクターが食事に行ってしまって、昼からって時もあるんだよ~なんて言う。やだ~(T_T)おじさんは韓国、シンガポール、中国、日本(静岡、京都)タイ、バリ、ニュージーランド、オーストラリア各地、ほか(ヨーロッパなど)を旅したといった。お金持ち?にはみえませんでしたが・・・ずんだれたズボンにシャツがはみ出した彼は、先に病室に消えた。"Hi! How are you doing?"と声をかけられ、インド人風の男性に"good,thanks"と、とっさに答える。って~かさ、待ってるんじゃん(笑)みると、だれかれハワユ~と声をかけて歩いている。だんな「なんやろうね?あの人?ハワユドゥインおじさん現る?(笑)」んなわけないよね。IDかけてるし、スタッフでしょ?だんなはハワユドゥイン?ハワユドゥイン?と小声で真似するでもほんとに彼は、部屋から出てきては、患者にハワユ~と声をかけて歩き回っているのである(笑)ふと、だんなが斜め前にいるアジアのカップルを見ながら「あのひとさ~、さっきからパンツ丸見えなんやけど」と?あら~、かわいい若い女の子、ミニスカで無防備にあしひろげちゃだめですよ~~~ん!彼氏、一緒にいるのに気が付かないのでしょうか?(笑)彼もまた手にギプスをしてました。狭い通路では、車いすのおじいさんがいて、うまく動けない。で、そろそろと前に進むと、背の高い看護婦が「ヘイ、ジョージ、ウェアーユゴーイン?」と恐い声で。車いすを元に戻されるおじいさん。看護婦さんがほかの患者を世話している間に、ジョージおじいさんは、車いすでまた少し進んだ。「ジョージ!ウェアーユゴーイン?」と看護婦が車いすを戻す。ジョージおじいさん、ふふっと笑う。また、暫くして離れていくジョージおじいさん。と!ストレッチャーがやってきて、おじいさんはどこかへ連れていかれた。看護婦はかるく「バァ~イ」と言って、勤務に戻った。もう、ほんとに面白いぞ!病院ウオッチング。。。。。(^o^)/11:20、やっと名前を呼ばれてだんなが小さな部屋に入った。フィジオセラピストは包帯を解いて、う~んと悩みつつ、どこかにいってしまい、かわりにあのハワユドゥインおじさんがやってきた(^o^)/彼はおもむろにだんなの包帯セットをかえてくれた。ドクターだったのね~?やっぱり?フィジオセラピストは相変わらず不器用そうに、付け替えをしてくれた。周りの先生方に、彼はどうしたらいいの?全体に包帯する?それとも指だけでいい?とききながら・・・し、しっかりしてくれ~(笑)伸縮包帯の赤いのがあって、赤の好きな旦那はこれがいい、といったようで 中指は赤い包帯になっていた。中指巻いた後、ちょこっと付け足しているのが笑えるのだ!その後、入院していた病室を訪ねた。看護婦さんはすぐに気が付いて"Hi! Are you back again? or just dressing?"ときいた。「ど、ドレッシング?」とききかえすだんな、なんだかOK~!とか言われて、会話が成立したようだった。つけかえってドレッシングって言うんだね(^o^)/その後「財布はとりにきた?」ときかれた。退院した日に、財布を忘れた間抜けな日本人なのである。で、掃除のおばさんがちょうど「あら?財布はとった?私が見つけたのよ~」と。なんだか覚えられてますイエス、サンキュ~とお礼を言って、病室の斜め前のおじさんに会いにいった。「お~、来たのか?ドレッシングかい?」ときかれ「そうだ財布はもらったかい?」と、また聞かれる。違う看護婦さんがやってきて「あら?きたのね?財布はとったの?」とまたいわれる(^o^)/((((((^o^;)/ はい、いただきました。.......また来週来ます...といって病院を出た。財布を忘れた日本人の患者は、赤いドレッシングをしてもらい、帰宅しました。次回に続く(笑)