カテゴリ:音楽ネタ
Nikka Costa 「白人の女の子の歌い方じゃない!って言われるのが最高にウレしいホメ言葉。神サマアリガト」と語るニッカ・コスタ嬢。見た目とはウラハラの、ヘヴィ級のFunk魂を聞かせてくれます! フランク・シナトラやトニー・ベネット、ポール・アンカらを手がけたプロデューサー、ドン・コスタ(誰だか全然知らん!すまぬ!)を父に持ち、その為、幼い頃から有名人や音楽に囲まれて育ったニッカさん。5歳の頃、お父さんのもとへスライ・ストーンが会いに来て、夜中にもかかわらずピアノ弾きだした時、眠ってたのを邪魔されたんで、怒って追い出したそうだ。やりますな! そんなニッカ嬢の歌声を初めて聞いた時、真っ先に思い出したスンゴイお人がいます。 Betty Davis!
“存在そのものが音楽”、“偉大なるジャズの変革者”、“帝王”マイルス・デイヴィスのお嫁さん(何人目かは忘れたけど)。ずっと年上のマイルスと付き合い、スライやジミ・ヘンドリックスを紹介し、マイルスの音楽が所謂「Jazz」から「サイケデリック・エレクトリック・ジャズ」へと変貌を遂げていく上で重要な一因となった人です。 ←このジャケ見てください!30年以上前にコレですぞ!?時代を先取りしすぎです!タイトル『ナスティ・ギャル』ってオイ・・・。「エロかっこいい」の原点はコレです!元祖倖田来未っすよ!音の方はジャケット通りの激烈爆走ファンク!スゴイです!ハジけまくり!脳みそしびれます! 「決して男に媚びなかった。ベティに比べたら、マドンナなんておとなしいもんさ!」ってハービー・ハンコックが語るように、マイルスが制作陣を用意しても断ったり、エリック・クラプトンとの共演も断ったりして、誰の支配下にもならず、自分のFunk道を極めようとしました。 結局ジミ・ヘンドリックスとの浮気がバレて(という説)マイルスとは離婚、“エロガッパ”マイルスをして「彼女はあまりにNasty(スケベ)すぎた」と言わしめたそうです。スンゴイね!現在は音楽をやめて、ペンシルベニアで暮らしてるそうです。レアグルーヴで人気があるので、再発も出てます。現代の女ベーシスト・ファンカー、ミシェル・ンデゲオチェロもおススメしてました。恐らくニッカ嬢も好んで聞いていたと思います。だって歌い方ソックリですよ! そんなワケで、“新旧イケナイお姉さん”対決いかがでしたか?両者とも、な~んかこう、ウズウズしてくるような、腰にクる熱~いFunkを聞かせてくれるのは確かです! ニッカ姉さんの2001年『Everybody Got Their Something』からのファーストシングルのPV。スキのある(いい意味で)ファンキーなドラムを叩いてるのはクエスト・ラヴ。マイクスタンドを振り回しパワフルに踊りまくる姿はもう女豹そのもの!!「コラッ」ってゲンコツされたい(妄連想中)! 2005年の『Can't never did nothing』も良かったのに全ッ然売れなかった!!前回紹介したヴァン・ハントの2nd収録の“Mean Sleep”ってデュエット曲も良かったのにな~・・・。今新しいレコード会社を探してるそうです。
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