カテゴリ:音楽ネタ
D'angelo
“Me And Those Dreamin' Eyes Of Mine” 前回紹介した、スライの“遺伝子”を、プリンス同様に受け継いでいる、ディアンジェロ。よりスライっぽい、“ファンクの息吹”が明確に覚醒したのは、2ndアルバムの『Voodoo』の方なんだけど、今宵は1stアルバム『Brownsugar』より、オイラが一番スキかも知れない、“Me And Those Dreamin' Eyes Of Mine”を紹介します。 “君に見とれて、俺の瞳は夢見心地なのさ”ー、こんな甘~い歌詞の内容ながら、曲調は超クール&ジャス一辺倒!!極上のグルーヴが心地よ~く体を揺さぶってくれます!ディアンジェロは、プリンスや、ヒップホップを好んで聞き、決してジャズに“傾倒して”育ったワケではないらしく、ジャズを聞くようになったのは、ずっと後になってかららしいです。それなのに、こんなにも見事にジャジーな薫りを醸し出せるのはなぜなんでしょう?きっと抜群のセンスと耳で“いい音楽”を嗅ぎ取り、自分のモノとし、すぐにでもツールとして使えるからなのでしょう。 この曲自体を作曲したのは19歳の時で、アルバムからの4枚目のシングルとして発表したのが1996年、当時22歳の時。今のKATUUNとかと同年代の時にこんなスゲエ歌きかせてるって考えれば、ホント大したモンですよ! 最近は他アーティストにフィーチャリングされてる時くらいでしかその名を目にすることはできない現状ですが、この人もスライがそうだったように、「ディアンジェロ以前」と「ディアンジェロ以後」で音楽の流れを変えたのは確かです。傑作3rdで復活してくれるとオイラは信じてます!激太ったままでもいいから、新作聞かせておくれ! あと、話は変わるけど、岡村靖幸もがんばって復活しろ!“日本で最もプリンスに近づいた存在”だったのは誰もが認める所なワケで、槙原なんかよりもっとデッカくもう一花咲かせられるハズなんだから!
D`Angelo “Me and those dreamin eyes of mine” ↑4人のディアンジェロがステージに登場し、それぞれキーボード、ウッドベース、ギター、ドラムを奏でて、観客をウットリ酔わせるといった内容のPV。これも「一人で楽器全部ひいてますよ~」ってなアピールで、プリンスを意識したものなんでしょう。けど実際に、こんな濃~い、特濃キャラが4人もいたら、地球のバランス崩れてしまいそうですね。 そしてコイツの美女を追う目つき、視線の鋭さはもう、ハンパじゃないっすね!まるで獲物を狙う猛禽類のような鋭い視線だッ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[音楽ネタ] カテゴリの最新記事
|
|