カテゴリ:映画ネタ
今回は映画ネタで。ジャック・ニコルソン主演の『アバウト・シュミット』('02)とニコラス・ケイジ主演の『ウェザーマン』('05)。 両作品とも、主人公の疲れ~たオッサンが、人生を前向きに捉えようと努力するも、それがすべて空回りで上手くいかず、そんなグダグダっぷりが次々描かれるんだけど、ラストで若干、ほんの少しだけれど救われる、みたいな映画。「捨てたモンじゃないねこの人生、間違いじゃなかったね、これでもまぁ良しとしようじゃないか!!」ってな具合に。 『アバウト・シュミット』のラストでジャック・ニコルソンが見せる“泣き笑顔”の演技はホントにスバらしいっすよ!グっときます!この映画と同じ、アレクサンダー・ペイン監督で、ポール・ジアマッティ主演の『サイドウェイ』('04)も、かなり秀逸な“オッサン再生物語”でした。 ニコラス・ケイジの『ウェザーマン』、調べてみたら『パイレーツ・オブ・カリビアン』と同じ監督でした。こりゃ意外! 今、「オラオラーッ!これでもかぁッ!?」って人生攻めまくってる人には絶対に不向きなこの2作品ですけど(多分イライラして終わりだと思う)、ゆったりヨユウのある人、チョッピリ疲れちった人にはヒジョーにしんみりくる映画だと思います。見終わったあと、プラスな気分になれると思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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