カテゴリ:音楽ネタ
Larry Young 『Larry Young's Fuel』 (’75) 前回同様、“横顔アップ”の写真ってコトで。“オルガンのコルトレーン”の異名があったという、オルガン奏者ラリー・ヤングの『Larry Young's Fuel(ラリー・ヤングの燃料?発奮剤?)』。“Larry Young's Fuel”ってのは、彼のバンド名でもあるようです。 このアルバムは、レアグルーヴの超人気盤としてかなり有名で、よくある「おすすめレコード」の本や、「DJおすすめの1枚」とかのコーナーに必ずといってイイほどとりあげられています。 オイラもこのレコード持ってたんですが、2年くらい前に日本盤で世界初CD化されたので買いなおして、レコードの方はDJやってる友達に結婚プレゼントとしてあげました(中古でゴメンな~)。普段HIPHOPのDJをやってる人なんですが、ヒジョーに気に入ってくれたのでよかったです。 この作品もレアグルーヴ人気盤だけあり、HIPHOPのトラックメイカーが狂喜して喰らいつきそうなフレーズ、ドラムブレイク、ベースラインがワンサカ飛び出してきます。 このアルバムのジャケット、「Oh~!イエーィッ!」ってな感じの、自分の思い通りのイイ演奏ができて思わずニンマリしてるかのよーなラリー・ヤングの笑顔が印象的ですが、ジャケット裏面の写真も、バンドメンバー全員がものスゴいイイ~笑顔で写っています。 ラリー・ヤングは1940年、ニュージャージー州ニューアーク生まれ。60年代はルー・ドナルドソン(sax)、グラント・グリーン(Guitar)、ハンク・モブレー(sax)らとセッションを重ねた後、Presige RecordsやBlue Noteにリーダー作を残しています。この頃は渋めのジャズなんですが、トニー・ウィリアムス(drum)とマイルス・デイヴィスの『Bitch's Brew』に参加後、サンタナやジミ・ヘンドリックス、フランク・ザッパらロック勢の作品にも関与し、“電子化”。
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Last updated
Jan 12, 2008 03:12:37 AM
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