命のおもさ
命のおもさはだれもが同じ。変わらないはず。なのに、どうして人に対していろいろと思ったり特定の人の死がつらかったりするんだろう。患者さんが良くなることはとてもうれしいこと。誰が退院してもうれしいし、でも、自分が受け持った患者さんは本当にうれしいの。もうすぐ、ロイケの子達が少しずつ退院していきます。データも少しずついい感じになってきているし。同じ退院でもなくなるのはつらい。3歳とか1歳とか…。まだまだ、人生には楽しいこともたぶんたくさんあったんだよってそう思って、ココロの中でたくさん語りかけておくっています。お母さんたちの悲しみ・つらさ、それは私たちの対応ひとつで重さがかわってきます。そう、実感しています。実際に自分の身近な人をなくしているぶん、患者さんの前で泣いてしまったこともあったワタクシ。医療従事者としてはもっともっとがんばんないとねって思うの。精神的にも強くなくっちゃって思うの。ある、患者さんの死をきっかけにそう考えた一日でした。