アリエナイザー日記（旧）

（２勝１分）中　　日　●７－８○　千葉ロッテ（４勝１分）

TEAM	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12		R
千葉ロッテ	２	０	０	１	３	０	１	０	０	０	０	１		８
中　　日	３	１	２	０	０	０	０	０	１	０	０	０		７

千葉ロッテと中日の日本シリーズ第７戦。
第６戦は延長１５回引き分け。決着か、第８戦か？
先発はロッテが渡辺俊介、中日は吉見。

試合は初回から大きく動いたばい。
西岡がヒットで出塁。清田との間でバスターエンドラン。
打球処理で荒木と森野が交錯しオールセーフ。
このプレーで森野は足を痛めてしもうた。
無死１・３塁から井口のタイムリー２塁打で１点先制。
無死２・３塁からサブローが犠牲フライで１点追加。
今江がヒットで続き、１死１・３塁とチャンスが続く。
金泰均のとき、谷繁が投球を弾く。
これを見て２塁を狙った今江だがタッチアウト。
ジタバタしとった吉見を助けてしもうたばい。
テギュンはサードゴロでチェンジ。２－０。

その裏、中日は投球バランスの悪い俊介をすぐ攻略。
四球の荒木を大島が送って１死２塁。
森野のタイムリーで１点を返し、２－１。
和田ヒット・ブランコ死球で１死満塁。
ここで野本がセンターへタイムリーヒットで２－２の同点。
続く谷繁が犠牲フライで逆転、２－３。

２回には大島のタイムリーで１点を追加。２－４。
俊介はこの回で降板。３回は小野がマウンドへ。
中日は小野を攻め、無死満塁のチャンスじゃ。
ここで荒木の犠牲フライと大島のタイムリーで２点追加。
序盤で中日が４点をリードしたばい。

２回・３回と吉見の前に無得点のロッテ。
ばってん４回、岡田のタイムリーで１点を返し、３－６。

中日は吉見を諦めて５回は河原をマウンドへ。
その５回、２死１・３塁から今江のタイムリーで４－６。
テギュンが死球で２死満塁。
ここで里崎が２点タイムリーで６－６の同点じゃ。

さらに７回には２死無走者から今江がヒット。
返球が乱れる間に今江は２塁へ。
ネルソンの暴投で今江は３塁へ。
２死３塁となって金泰均がタイムリーでついに勝ち越しじゃ。

４～５回藪田・６～８回内と繋いで１点リードのまま９回裏。
マウンドには守護神・小林宏。
優勝まであと３アウト。追いつめられた中日。
ばってん、先頭の和田が３塁打で無死３塁。
続くブランコが犠牲フライを放ち、土壇場で７－７の同点。
小林宏、リリーフ失敗で試合は２試合連続の延長戦へ。

１０回は両チームともランナーを出すも無得点。
１１回は両チームとも三者凡退じゃ。
ロッテは１１回から伊藤。中日は９回から浅尾。
そして、１２回。マウンドは４イニング目の浅尾。
さすがに制球が乱れてきて、先頭の今江に四球。
伊藤がバントで送って１死２塁。里崎はショートゴロで２死２塁。
続く岡田が浅尾の渾身のストレートを捕らえる。
打球は前進守備のライト頭上を越えていく。
岡田のタイムリー３塁打でロッテがついに１点をもぎ取ったばい。
ここで岩瀬投入。出られるんなら最初から行きゃよかに。
後続を断ち、１点差のまま１２回裏へ。

１２回裏、伊藤は中日打線を封じ２死無走者。
最後の打球はまたキャプテン西岡へ。
ショートゴロに打ち取って試合終了じゃ。

千葉ロッテマリーンズ５年ぶりの日本一

胴上げされる西村監督。

パ・リーグの代表としてしっかり力を見せつけたのう。
ロッテファンの「信じる力」が本当に素晴らしかった。
「最強の三位」が日本シリーズを制して日本一。
ＭＶＰは今江が選ばれたばい。
おめでとうございます！