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Mr. Cats' Gardenのブログ あるいはニャンスケの生活と意見

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2024.06.23
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2024/6/19  野村萬斎 狂言の夕べ 船橋公演 狂言三題 船橋市民文化ホール
 解説:高野和憲、
   演目と役者 1:口真似、太郎冠者:岡聡史、主:福田成生、何某:飯田豪、後見:高野和憲、  
 2:文山賊、山賊:内藤連・中村修一、後見:深田博治、   
 3:千切木、太郎:野村萬斎、当屋:野村太一郎、太郎冠者:月崎春夫、 立衆:岡聡史・飯田豪・福田博治・高野和憲、妻:野村裕基、後見:中村修一、



            図1.野村萬斎狂言の夕べ:ちらし・半券・場内配付資料より

    ニャンスケ拝の記憶の限りでは、宿主が能狂言の舞台を観たのは半世紀以上昔、1960年代前半の話である。宿主の中学は鎌倉にあった。授業の一環として能楽鑑賞があり、多分毎学年1回、八幡宮の横の校舎から一の鳥居に近い能楽仮舞台まで、列を作って歩いて行ったような朧気な記憶。構成は、狂言2演目の間に狂言が挟まるスタイル。能には現代語訳がついていた様な、かなり詳しい解説があり、狂言はわかりやすく「楽しんでくれ」感が強かった記憶。
 高校からの能楽鑑賞、1回はあった記憶あり。狂言を挟んだ似たような構成で、宿主の読んでいた古文の教科書と重なる演目もあったような。。。。こちらは高校のあった藤沢市内の市民ホールのような場所での開催だったように思う。
 狂言は能の間に挟まった中和剤。喜怒哀楽をじっくりと深掘りしながらしみじみと浮き立たせていく能の世界は、二題続けて演じられると、心身ともにくたくたになり、しかも二つの話がこんぐらかって分け判らなくなる。能の設定は、歌舞伎の仮名手本忠臣蔵みたいに、統制の御上に差し障りないように、作られたときよりかなり昔に設定される。
 狂言は、作られた時期における現代である。シミジミが無い乾いた笑いが専らである。あくまで気楽な幕間劇。その狂言だけでプログラムを作るとどうなるのか? 小話ばかり集めた寄席のプログラム?
 今回の公演、野村萬斎が看板なのだが、彼が出たのは最後の演目、千切木、の太郎役。主役だから、役割は果たしているのである、が、まあ地方公演だからね!的な空気が蔓延していた感じ。普通に面白く終了。これが狂言だけの公演なのか、初めてなので、こういうものと納得せざるを得ない。
 宿主が観ているスマホ画面を覗くと、狂言の演目は約250あるという。沢山観ないと何とも言えない。然るに客が沢山観たいと思わすには、一つ一つの公演がまた来ようという魅力を持つことなんだよね。大変だよね! 
 狂言の世界の今後・・・ロボットにやらせると、教科書的な意味での保存したい完璧な演技が確り保存され繰り返し上演が可能になる・・・要所で客の反応に対応した間を自動でとるような、本当の演者が持つような雰囲気も取り込めるであろうし!そして、古典的な演技をロボットに所作として記憶させることで、能楽関係者が伝統のある部分を打ち砕いても創造的展開に向かうということが出来るようになり、新しい展開が期待できるようになる。
 能・狂言の世界は才能ある人々が大勢いて、日本の伝統芸能と言うことで保護も手厚い様ではあるが、隔絶されたぬるま湯的な檻の中のいがみ合い感もなくもない。伝統を守るための苦労は人工知能の手を借りて、ある程度縛りから解放して集まっている才能を力にすることが将来につながるのではないか。 
・・・・実情の判っていない無責任なニャンスケの放言・・何だか今日のニャンスケ、脱線しているみたいです。


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最終更新日  2024.06.23 08:05:09
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