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2015/03/22(日)23:11

お母さんより長く生きて

犬(259)

我が家の初めてのウェルシュコーギー・カーディガンだった ディージェイ。 当時は日本にカーディガンが数頭しかいなかったため 所属していたアメリカのカーディガンクラブの名簿を頼りに 片っ端から子犬の譲渡をお願いして ようやく個人輸入した子でした。 日本のカーディガンに新しい血統を残すべく 一度だけ繁殖しましたが その時生まれた「次女」がドルチェでした。 2頭目に生まれた彼女を拭いてみてビックリ、 首の白い斑が「2」の形だったんです。 2番目に生まれて2の字のしるし! オーナーさんからドルチェという名前をいただくまで 我が家では「にばんちゃん」と呼ばれてました。 彼女は、あと1週間で16歳の誕生日だという日に 2013年に相次いで他界した弟たちの待つ 虹の向こうに帰って行きました。 母犬のディージェイは、 有効な治療法がない炎症性腸疾患で12歳で亡くなりましたが 子供たちは、それぞれ大切にして頂いて みんな母犬より長生きしています。 ディージェイに孫はいません。 だから、彼女の血を受け継ぐカーディガンは 日本に5頭しかいませんでした。 今の日本のコーギー達を見ると それは良かったような気がします。 子犬たちを譲る時、 事前にアンケートや面接をして お金儲けのために犬を買う業者に渡さないよう しっかりチェックしたおかげです。 長く所属していたカーディガンクラブも ディージェイ亡き後、やめてしまい 創刊時から寄稿していたアメリカのコーギー専門誌にも 今は書いていません。 コーギーはペンブロークもカーディガンも大好きですが 今の日本の犬業界の醜聞を耳にするにつれ とてもコーギーを飼う気にはなれないのです。 コーギー達と過ごした楽しい時代は 今では取り戻せない、大事な思い出です。 アジリティ現役のころのディージェイ

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