2011/08/13(土)00:40
アシナガバチのその後。
岐阜県多治見市では連日36度を超える猛暑日との
報告が入って来ています。
巣落ちされている方も多いと聞きます。
避暑地への転飼いも視野に入れてみましょう。
7月25日からアシナガバチの産卵行動の実験を開始し、
本日結果をご報告いたします。
7月25日のに日中に女王蜂を含む全ての蜂を
処置した。
その夜、戻り蜂の数を数えると3匹。
この非常事態に、2日間狩りに出る事がなかった様だが、
蛹が羽化し、蜂数が増えると同時に、育児にも専念するようになった。
そして本日、蜂数も15匹程度、巣の大きさも3割増!
そして、課題の「働き蜂が産卵し、群は復活するのか?」
と言う疑問の答えは・・・。
無事に産卵行動し、群は完全に復活している。(@。@)
この実験とは別に、戻り蜂を完全に無くした巣は
複数の巣で実験したが、なぜか復活しなかった。
アシナガバチに女王蜂が存在するかどうも不明であるが、
初めに一匹から巣作りをする蜂が女王蜂と定義するのであれば、
女王蜂が死んでも働き蜂が産卵行動を興し、群を復活させる能力が有る事が
実証された。
有意義な実験でした。←(自己満足)(^^)/