日本語で話そう

2011/02/19(土)22:08

帰ってきたのはルユン

キムさんが韓国での出産を終えて日本に帰ってきたのは今年の元日。 「先生、おめでとございます。今日帰ってきましたよ」と連絡があった。 そして2月に入ってから彼女の希望で、彼女のアパートでの日本語のプライベートレッスンを再開した。 先週の金曜日で3回目。 いつもドアを開けると出迎えてくれるのはキムさんとそろそろ100日になるルユン。 以前のように授業の合間に遊ぶ相手は犬のチュマン(十万)ではない。ルユンに代わった。 チュマンは帰って来なかった。 キムさんは出産の後、ご主人の韓国の実家で静養していたのだった。チュマンはすっかりあちらのお家が気に入ったようで、毎日広い庭を駆け回っているのだという。実家の犬は外で番犬でも、お義母さんに気に入られたチュマンは昼の庭遊び以外は暖かい家の中でぬくぬく暮らしているのだとか。初めての子育てが大変なキムさんのためにチュマンは夏に迎えに行くまで韓国で生活している。 授業をしていても、ワイワイもこもこ、走り回ってうるさいチュマンに比べてルユンはおとなしい。 ちょっと物足りないな、ルユンはかわいいけれど、チュマンがいないとさびしいなと感じながらの授業再開である。 新しい仲間、ルユン。

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