|
カテゴリ:退院後の生活
中略
元の自分にもどるのではなく、違う円を描くように軌道をずらして生きていく。それによってうつになる前の人生ではえられなかった、豊かな生き方生き方ができるのではないか--蟻塚医師のうつ治療は従来の簡潔型ではなく、円を大きく広げていくような発展型に軸足を置いている。 では精神医療は無力なのか。 「うつは患者さん自身、治療に治療に参加することが大切です。医者に任せきりで、治してもらおうというのでは、いくら月日が経ってもつらいだけ。新しい自分、生き方患者さん自身発見していかなければ、楽にならない。医師はその手伝いをするだけです」 中略 だから蟻塚医師はうつで来院する患者にも、「主治医はあなただから、あなたがどんな治療を受けたいか言ってください」とリクエストする。それに対して精神科医としての、専門知識を提供するのが、医師の役目だというのだ。 だが患者の薬信仰が強く蟻塚医師も効果を疑いながら、抗うつ薬を処方せざるを得ない場合が多いと嘆く。どうしてそんなことがおきるのか。 つづく ☆今日は精神科、文芸春秋の「医者にはうつは渡せない」の部分をコピーして持っていく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.24 11:49:53
コメント(0) | コメントを書く
[退院後の生活] カテゴリの最新記事
|