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2007年06月06日
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カテゴリ:国際政治
3月に北京で開かれた6カ国協議が「バンコデルタアジア(BDA)銀行から北朝鮮への資金返還が困難になった問題」によって中断して以来、早いものですでに2ヶ月が経過した。また2月に合意した「60日以内に核施設封印」も実行されないまま4月中旬の履行期限も過ぎてしまった。

BDA問題はあくまでも技術的な問題であり6カ国協議を前進させることは可能だが、北朝鮮は資金が返還されない限り核廃棄の「初期段階措置」には応じられない姿勢を示している。しかし北朝鮮が協議を前進させなければ日本や米国の強硬派を勢いづかせるというリスクを背負う筈。何故北朝鮮は協議に応じないのだろうか?

その伏線として先の6カ国協議で「協議を有利に展開させ満足顔の金桂冠外務次官が突如、北朝鮮の大使館内に数日間こもり、その後挨拶もそこそこに緊張した面もちで平壌へ帰国」した事に注目する必要がある。恐らく北朝鮮国内で何か異変があったのだろうが、ひょっとすると6カ国協議の前後で政権内の権力闘争に火がついた可能性がある。

2007年1月の防衛研究所ニュースでは北朝鮮の国内情勢について「中国型の改革開放を進めようとする朝鮮労働党と、それに反発する軍部が危機を醸成するために瀬戸際的な軍事行動や軍事クーデターを起こし内戦状態に突入することが懸念される」と分析している。

確かに昨年7月の「ミサイル乱射」以来、「南北間の列車往来試運転阻止」など北朝鮮軍部の突出した行動が目立っている。従来、金正日が公衆の前に姿を現わしたり発言することは少なく、「カリスマ性を高めるため」とか「演説がうまくないため」とも言われていたが、公衆の面前でとんでもない発言をしないよう軍部が抑えているという説もある。

さらに北朝鮮の専門家は「若手軍幹部の多くは軍事の経験もなく口先だけの金正日を心の底では軽蔑しており、金正日を将軍様に祭り上げておいて実権は軍部が握ろうとしている」とも分析している。金正日はそんな状況を察知してか、常日頃から軍幹部の機嫌を損なわないよう贅沢品をプレゼントしてきた。

しかし軍部がクーデターを起こせば国内に混乱をもたらし中国など外国の干渉を招くおそれがある。そこで金正日を国家主席に祭り上げ、軍部が国防委員会委員長に就き実質的権力を奪取するという政変も考えられる。もし金正日が「君臨すれど統治せず」となった場合、6カ国協議の行方はどうなるのだろうか。

金正日は中国から「権力の世襲は認めない」と言われたことに反発し中朝間に溝を作ってきた。しかし朝鮮人民軍はかつて朝鮮戦争で中国人民解放軍と戦って以来、現在でも「血の同盟」を結んでいる。また中国人民解放軍は中国共産党の最大の支持組織であり中国共産党に対する発言力は絶大である。

そのため朝鮮人民軍が権力を握ると「中朝同盟」は密接になる可能性は高い。そして北朝鮮の安全は中国人民解放軍の「核の傘」で保証されることになれば北朝鮮の「核廃棄」は進むかも知れない。しかし朝鮮人民軍は軍事機密の関係で拉致問題については譲らないだろう。いずれにしろ北朝鮮国内が混乱すれば拉致問題の解決は一層困難になりそうだ。





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最終更新日  2007年06月06日 08時23分03秒
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