カテゴリ:映画・TV
幕末、残虐な性質で罪なき人々を不条理に殺戮する明石藩主に対して、
幕府の命令で、13人の男たちが暗殺計画を遂行する、スケールの大きい時代劇。 分かり易いストーリーで、死闘がラスト50分間も続くという見応えのある映画でした。 その戦いは壮絶です。凄まじいです。 目をそらすこと何度もというくらい、「うっ!」となりました。 リアル過ぎて、圧倒されました。 キャストも適役です。 刺客を率いる志士の役所広司は勿論のこと、殺陣の上手い松方弘樹、 古田新太や六角精児で緩めて、沢村一樹と伊原剛志でキリッと締めて、 若い山田孝之や高岡蒼甫など。 カッコイイのは野人の伊勢谷友介。珍しく笑いをとる役を演じています。 伊勢谷さんは、なかにし礼の『赤い月』を観たときからの密かなファンです。 酷薄な馬鹿殿は、SMAPの稲垣吾郎。 その残虐さは目を覆うばかりですが、悪役ぶりはなかなかのものでした。 よくぞやりましたね、吾郎ちゃん。 スタッフの方々の苦労は、大変なものだったのではないでしょうか。 ベネチア国際映画祭で拍手が鳴り止まなかったという。 いい作品を出品したと思います。 エンターテインメントとして本格的な時代劇でした。 私の中で、今年の映画NO.1です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.09.22 14:32:34
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