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カテゴリ:思春期の母と子と父
中学ママの日記からはじめて
テーマ 『高校生活~生徒の立場から・親の立場から・教師の立場から~』 で書きます。 7日は入学式! この数日、学校、子ども、先生、保護者、の明るい未来について考えていました 社会の縮図の子どもの居場所の学校、 楽しい居場所になるのは、やっぱり先生や保護者にとっても楽しい居場所でないとね。。。 そこで頭にでてきたキーワードは ![]() 『みんな違ってみんないい』 私と小鳥と鈴と 私が両手をひろげても、 お空はちっとも飛べないが、 飛べる小鳥は私のやうに、 地面(じべた)を速くは走れない。 私がからだをゆすっても、 きれいな音は出ないけど、 あの鳴る鈴は私のやうに、 たくさんな唄は知らないよ。 鈴と、小鳥と、それから私、 みんなちがって、みんないい。 金子みすず いろいろなものに振り回されたり、自分の心がわからなくなった時に いつも元気をくれる詩です。 頭では、わかっているつもりの『みんなちがってみんないい』 が心の奥に染み込んで、自分のものになるのはけっこう難しいです。 ![]() この数年学び続けているコーチングの成果の一つに この『みんなちがってみんないい』が心の土台に根付いてきている事があります。 いろんな立場の人が一つのテーマでいろいろな意見があるという事の実感 全ての基本にこの言葉があると、生きやすい実感が私にはあります みんなちがってみんないい の言葉が出るたびに思い出すことがあります。 娘が小3の担任の男のK先生のお話 だいたいのこんな話。。。。 子ども達には「みんなちがってみんないい」と伝えています。 僕は、理科の教師なので、「種の保存」ということで話します。 子どもには両親がそしてそれぞれに父と母が居ます。 5世代も前にさかのぼれば、すごい数の親戚ができます。 『人類みな親戚』のようなもの。。。 人間は、基本的に種を保存しなさいと遺伝子に組み込まれています。 食べ物に好き嫌いがある 趣味志向がそれぞれちがう いろんな事で、みんなとちがう考えを持つ人がいる これは、大地震や災害なので、 みんなが同じ物を食べたら、全滅。 飢餓状態でも、みんなとちがったものを食べた人が数人でも残れば 『種が保存できる』 というような話でした。 当時は「ふ~ん、そんなものか~、うんうん、なるほど」と思っていましたが どこか心に引っかかっていました。 娘と思春期を育ちあうのかで、事あるごとに頭に浮かんで 心に焼きつく話となっていきました。 ![]() で首都圏を襲った大地震でのできごとでの一場面 災害発生数日後・・・・ 救急病院にあふれかえる患者。 食料もそこをつき始める そこへ救援物資のコンビにのおにぎりが到着。 医師たちはむさぼり食べる。 一人の偏屈医師とよばれる医師のみ、「梅のおにぎり」を選び、周囲からブーイング!! 結果的に病院中のスタッフが食中毒になり 偏屈医師のみ無事で、病院の危機をすくう。 賞味期限が一週間も前に切れているおにぎりだった というような話でした。 あっつこれだ~K先生のはなし。。。 と心のイメージの一つになっています。 ![]() ![]() みんなちがってみんないい 世界中の人が心の基本にできたなら。。。 もっと、ひとりひとりが大切にできる世の中になると私は思っています。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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