パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(劇場)
久しぶりに映画館まで足を運んで観た作品「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」…三部作の最終章やね。【原題:PIRATES OF THE CARIBBEAN/AT WORLD'S END:2007年:アメリカ】劇場公開:2007年監督:Gore Verbinski (ゴア・ヴァービンスキー)キャストJohnny Depp (ジョニー・デップ)Orlando Bloom (オーランド・ブルーム)Keira Knightley (キーラ・ナイトレイ)Bill Nighy (ビル・ナイ)Chow Yun-fat (チョウ・ユンファ)Stellan Skarsgard (ステラン・スカルスガルド)Tom Hollander (トム・ホランダー)Geoffrey Rush (ジェフリー・ラッシュ)Jonathan Pryce (ジョナサン・プライス)Jack Davenport (ジャック・ダヴェンポート)Naomie Harris (ナオミ・ハリス)Mackenzie Crook (マッケンジー・クルック)Kevin McNally (ケヴィン・R・マクナリー)Lee Arenberg (リー・アレンバーグ)David Schofield (デヴィッド・スコフィールド)Keith Richards (キース・リチャーズ)他…海の中へ消え去ってしまったジャック・スパロウの行方や、強大な陰謀に立ち向かう海賊たちの戦いが壮大なスケールで描かれる世界中で大ヒットを記録したシリーズ3部作の完結編となるアクション・アドベンチャー。前作で、復権を狙ってジャックたちを、みごと出し抜いたノリントン(ジャック・ダヴェンポート)によって、デイヴィ・ジョーンズの心臓を手に入れ、強大な権力を得た東インド会社のベケット卿(トム・ホランダー)。彼によって、海賊の時代は終焉を迎えようとしていた。そうはさせじと、海賊たちは、「伝説の海賊」9人を招集して、世界中の海賊たちと東インド会社との全面対決に挑むことに。しかし、その9人のうちのひとりが前作で大タコに食われ生死不明のジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)だと判明。そして、ウィル(オーランド・ブルーム)やエリザベス(キーラ・ナイトレイ)たちは、第一作でジャックと死闘を繰り広げ、第二作で再登場したキャプテン・バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)とともに、ジャックの救出に向かう…。3時間弱の長編…トイレを済ませ席に着く…お客はたった14人?(わざわざ数える私)CMが終って本編が始まる頃には、40名弱…こんなもんかぁ~?(笑)この日のために?「呪われた海賊たち」「デッドマンズ・チェスト」を、DVDで観直しといて準備は万端やな。さて、本編…前作の最後でバルボッサとともにジャックの救出に向かう決意をしたエリザベスたち、まずはワールド・エンドへの海図と船とクルーを強奪?にシンガポール(なんでやねん?)の海賊サオ・フェンのところへ向かう…。作戦は失敗して結局はサオも仲間にするわけやが、ここにも何故かあのイジワルなベケット卿がからんでくる。ま、オープニングからド派手な爆破や大掛かりな仕掛けで、楽しませてくれる…。…ってあらすじ書いとるときりがないんで、まとめるとやねぇ…。昨日の敵は今日の友?やないけど、ジャックの宿敵やったバルボッサが仲間になって…っていう部分は、王道というか、ありがちやけどワクワクする展開で、大好きなコミックの「ワンピース(週間少年ジャンプ連載)」を思い出させてくれて嬉しいネ。さらに能力者(?)のティア・ダルマ(第二作から登場)も味方につけて…私の好きな展開ではあるわな。このティア・ダルマ(ナオミ・ハリス)、バルボッサを甦らせた能力者(←ワンピースの影響)なんやけど、何故かジャックを甦らせることはできん。それは何故か?…答えはジャックが■※☆♪△○◆やから…(笑)んで、彼女とデイヴィ・ジョーンズとの関係も明らかに…。ノリントンは、デイヴィ・ジョーンズの心臓をベケット卿に持ち帰ってきた功績によって復権…さてさてエリザベスへの思いは?ウィル・ターナーと父親ビル・ターナー、それにエリザベス…この親子、恋人関係のエピソードも、第一作目から見とるとなかなか面白いし、この作品で謎?が解ける。細かいことやが、ウィルが「呪われた…」で、提督に謙譲した剣(ウィルは鍛冶屋なんやよねぇ)、これがまたけっこう面白いエピソードになっとるんで、お見逃しなく?ジャック救出後のジャックとバルボッサのやり取りもコミカルで面白い…。う~ん、「面白い」の連発やが、『あん?』『どんだけぇ~?』って感じる部分もこの作品にはちょっとあるかも。ジャック救出のエピソード…感動的?ではあるんやろうけど、ちょっと拍子抜け。9人の海賊長の会議?…この部分まで大掛かりにできんのやろうが、ワンピースファンとしてはちょっともの足りん。ティア・ダルマに封じ込められたカリプソ…なんじゃこりゃ?どんだけぇ~??すべては書けんが、他にもエピソードが満載で、目が離せん展開なんで、あらすじをつかんだ上でもう一度観た方がずっと面白いんやろね。そして、ラストで感動してくらはいな(笑)初見での評価は↓(きっと次ぎ観たらもっとオモロイやろうな)評価:海賊会議に登場するローリング・ストーンズのキース・リチャーズは、ジョニー・デップがジャック・スパロウの役作りの参考にしたといわれる張本人!しかもサプライズ付き!(^-^)ニコ