ようこそ、小さな世界へ

2007.08.24

カテゴリ：４年生

１ミリの１０００分の１はマイクロメートル
１マイクロメートルの１０００分の１は１ナノメートル。

パチン！と切ったつめはミリ定規で測れるけど、細い髪の毛はミリ定規は使えない。
細胞の大きさは２０マクロ前後。
インフルエンザウィルスは１００ナノぐらい。

小数を獲得するってことは目には見えない世界を獲得するってことだね。
私たちの世界は見えるものより、見えないもののほうがずっと多い。
日本には指先だけでマイクロを感じ取れる職人が沢山いる。
ナノカーボンを発見したのも日本人だ。

小さな世界を見たり測ったりする機械もひつようで、そいう機械を作っている会社で働いている田中さんというおじさんはノーベル賞をもらった。

・・なんて話をして
「０・１はその小さな世界の入り口です。小４のみなさん、ようこそ、小数の世界へ！！」と両手を広げた。
こどもたち、へへっ・・な笑顔だ。
今はナノの世界しかわかっていないけど、将来はもっと小さな世界をしることが出来るでしょう。
さて、そこにはどんな世界が見えるかな？

次回の授業では電子顕微鏡の写真を見せてあげるね。

小数は小数点を移動すりゃいい・・なんて浅はかな学問ではないのだよ。

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最終更新日 2007.08.24 12:28:17
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