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「ぼくの七年間の初恋物語は終わった」
雄太は学校の帰り道、最近急に仲良くなった恵美にこう言うのだった。 「過去は振り返らずに今からの事を考えた方がいいよ」 と恵美は雄太に言葉を返した。 「あなたには私という味方がいるんだから安心して」 恵美は雄太の気持ちを和らげるように言葉を付け加えた。 雄太は分かれ道にさしかかると、 「恵美ちゃん、ありがとう」 と別れを告げた。 「私の家で遊んでいけば、私のお母さんが雄太君のピアノ演奏を聞きたいって前から言ってたの」 恵美は雄太を自宅に誘った。 「どんなピアノ」 雄太は興味を示した。 「普通のアップライトのピアノとキーボードよ」 恵美が言葉を返す。 雄太は興味津々である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.02.03 04:03:35
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