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2012.03.23
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カテゴリ:カテゴリ未分類
 雄太は平成二十四年になって何と背が七センチ伸びて百六十六センチとなっていた。学年でも十人の中に入るくらい背が高い。
広島市立矢野中学校では水泳部に入っていた。体も大人に負けないような体になっていた。
 広島の新人戦で活躍したため他校の生徒からも注目されるところとなっっていた。
 小学校からのガールフレンドかおりが春休みが始まった日に雄太にこう言った。
「雄太君がまぶしい。遠くへ行ってしまいそう」
 このかおりの言葉に雄太は、
「ぼくはずっとかおりちゃんのそばにいる」
 こう言葉を返すとかおりは激しく反応して、
「うれしいよう」
 と体を押し付けてきたのである。
雄太はその情熱に驚きながらも、
「どこにも行かないから」
 ともう一度念を押すように言った。





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Last updated  2012.03.23 09:28:35
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