2日目:アルバ・グリンザーネカヴール2日目、天気がマシになっててくれよ~と祈りつつ窓を開けると・・・どよん(涙)マシどころか、ますます霧が深~く何も見えない状況(泣) 落ち込みながら朝食ルームへ向かうと、そこにはこの沈んだ気分を払拭する光景が~♪ キレイなテーブルの上には焼きたてのパン2種。 そして“ブォンジョルノネ~♪” (この~ネがまさにピエモンテ!!) と明るくやってきたおばさんに カプチーノとマニーノ用の牛乳をお願いして別のカウンターを見ると! そこには ピエモンテ名物のフレッシュチーズの数々、サラミ各種、手作りトルタ2種、フルーツ、ヨーグルト、ecc・・・ 更に、チーズやパンにつける用の数種の蜂蜜のポンプまでが勢ぞろい! この朝食の素晴らしさのあまり・・・はい、朝から食べすぎのわが家族でした、ハイ(笑) 今日の予定はここランゲ地方で一番楽しみにしていた ALBA アルバ 、明日の天気に望みをかけて明日にするか? でも明日の天気も確かでないし行程的にもやはり今日の方がよかったので、予定通りアルバへ向かう。 まず一番びっくりしたのが、チェントロに入る前に ドギツイ青で趣味の悪いマンション がででんと建っていた事。 トスカーナという景観問題が世界一と言っても過言でない場所に住んでるから余計にだったかもしれないけど、 かなりインパクトあった・・・まぁそんな話はさておき、チェントロに入る前の大きな広場に駐車し、町へGO! アルバと言えば、 トリュフ で有名な町。トリュフ祭が秋中行われていると聞いていたのに、 張り切って直行したトリュフ祭の会場は硬く閉ざされていた・・・ やはり平日は客が少ないので、土日祝しか開けなくなったのだそう(泣) それでもソフィアローレンやパバロッティなどの超VIPが特大トリュフを嗅ぐ写真パネルと これまた特大白トリュフ(これはもちろんニセモノ)を乗っけたチンクエチェントと共に記念撮影。 目抜き通りの店のショーウィンドウをひやかしながら、まずはインフォもある大きな広場へ。 町の地図をもらって、まずは向かいのドゥモに入ろうと思ったのだけど、閉まっていた(泣) とりあえず教会や登れる塔などにも行ってみたのだけど、どれも閉まっていたのは何で!?単なる不運!? 町は小さいし、正直歴史的地区の中に近代的な建物などがあったり好きになれなかったせいもあり、 最後は、早くてもオープン12時のお昼までの時間をつぶすのに精一杯。 おかげでいつものように嗅覚を利かせてレストランを周りに周って決めた所はなかなかグ~♪でした。 ここでも 特大グリッシーニ がででん!パンがない店もあったくらい、グリッシーニが幅をきかせてます(笑) そしてここでは、ワイン好きでなくともランゲ地方に来たからには(ちゅうか宿泊してるし) ワインの王、王のワインと呼ばれる バローロ を飲んでおかなくては!と 懐具合にも合わせてグラスでオーダー (グラスでも6ユーロ=1000円!) さて食べ物のオーダーは、ここでもたくさんある前菜のブッフェに目がくらみブッフェを。 しかし、せっかくアルバに来てトリュフ食べないんも!?って事で聞いてみたら 特別コース以外メニューはないけれど、オーダーしたものの上に追加料金で削ったものをのせるのはできますよ、との事。 せっかくだから白いっとく?と値段を恐る恐る聞いてみたら・・・ 44ユーロ!! たかが(って言っちゃあ悪いが)削ったモンでっせ!?さすがに小市民の私達には出せないので 控えめに黒・10ユーロにしておきました。どうせ貧乏人の舌には違いは分かるまい(泣) 更にここでも(というかピエモンテ全体?)特にプリモで土地独特のものがなかったので マニーノの為にも野菜のミネストローネとチーズ系のパスタをオーダー。セコンドはなし。 前菜は定番のバーニョカウダ、トミーノ、カルパッチョ、お肉のツナクリームのせ等10品以上がズラ~っと。 全部が全部、感激もので美味しかった♪♪プリモも平凡な料理ながら、味付けが控えめで私好み。 オーナーやカメリエーレも感じ良かったし、アルバに行かれる方にはオススメの1軒です! RISTORANTE Vign Mudest Via Vernazza 11 0173-441701 マニーノが後半ぐずってきてダンナと交代でマニーノと外に出ながらと慌しかったのが惜しい・・・ そんな状況だったので、目をつけていたお土産をとっとと買い、雨も降ってきたので車へ。 車を走らせてものの数分、予想通りがっくり眠りこけたマニーノ。 予定ではバローロに戻る途中でグリンザーネカブールに行く予定なんだけど、ダンナと相談した結果、 雨も降っているので宿に帰り、マニーノを移動してそのまま昼寝させる作戦。 小雨は降っていたものの、霧は少しマシになっていたので色づく葡萄畑を少し写真撮影。 しかし、うちの近所の葡萄畑(キアンティルフィナ種のワイン産地)はこんな風に色づいてるのを見たことがない。 これは気候の差なのかしらん・・・!? 作戦は見事に的外れで、車から部屋に移動中に目が覚めたマニーノ。 ベッドで寝かせようと思っても結局覚めちゃった目はもう戻ることもなく、それどころか嬉々と遊び始める。 それなら予定通りに、戻ってきた道を更に戻って Grinzane cavour グリンザーネカヴール へ。 この町は、丘の上に立っているその名もカブール城が名所。 カブールと言えば・・・そう、ここはイタリア王国を実現させた名宰相・カブールの故郷。 なんとこの町の市長が彼の政治家としての第一歩だったとか! すると、まさにこの町からイタリア国ができたと言っても過言やないんやないの~!! お城のふもとにある駐車場に車を泊めて、マニーノも寝ている (今寝るんか~・泣) ので まずは私が1人で開いてるかどうかを見に行くと、葡萄畑に囲まれて素敵なお城をまずはパシャリ。 入り口の看板の方向へ行くと、聞きなれた言語が・・・ 日本人発見!しかもぞくぞくと!! 車に戻るともうマニーノは起きていたので、早速城内にあるエノテカに入ると、日本人観光客ご一行様が。 といっても、10人も満たない少数グループでのツアーのようでした。 マニーノは“かわいい~♪”と言ってくれるお姉ちゃん2人組につつつと吸い寄せられながら ダンナがお土産のワインを吟味中も割合おとなしく待っていてくれました。 城内の見学は時間指定のガイド付のみ。 私達が問い合わせた時には次の回までまだ30分以上もあったので、おやつがてら 2Fのバールへ・・・と言っても、石畳のせまーい階段で1度外にも出るし、 塗れた靴で滑るし、暴れるマニーノを抱っこして泣きそうな私でした。 食べたナッツケーキは美味しく、窓から霧にかすむ美しい風景を眺める事もできました。 その回は私達家族だけで、部屋に入ればマニーノを放牧状態で説明も聞けたし 質問もいろいろしながら楽しい見学でした。 昔からのワインを製造するための木製の機械や、昔ながらのピエモンテのキッチン・食器の展示、 ランゲ地方の各地区のワインの説明や銘柄のリストなどなど。 ワイン好きの方にはたまらん見学ツアー間違いなし!です。 お城を出ると、雨が結構激しく降ってきていた。 お昼にたくさん食べたのと、マニーノがかなり疲れているのもあって 道中に開いているバールでパニーノなどを買いこんでアグリへ戻り、 早めにお風呂・夕食をとって翌日の移動に備えました★ → 3日目:ラモッラ・アスティ・トリノ へ続く ジャンル別一覧
人気のクチコミテーマ
|