高瀬〜湯湯へ 2
竹村新道はいきなりの急登。結構な急斜面、両側がこれまた結構切れ落ちていて慎重になる。40分程急登すると展望台。雲が切れ、独標が大槍・小槍を従えて現われた。見えないけれど、千天出合から北鎌尾根P1までの高低差は半端じゃない。さらに独標まではp14まであるらしい。今どきは千天出合から登るより、大天井から澤にくだって北鎌のコルから登る人が多いらしい。上から覗いただけでも、千天出合に行く湯俣川の崩落はすごいと思った。真下のその湯俣川に小さな噴湯丘がみえる。カメラの倍率を最大にして撮った。さらに家でその部分を切り取った。この近所では、川を掘ればどこでも野天風呂だそうだが、私のような者もいるから気をつけよう!!湯俣川上流には裏銀の稜線が、逆方向には餓鬼から燕の稜線が、さっき川添いに見たときよりもぐっと高度を増してつなかっていた。逆光のせいで、北鎌の表情が判らずに残念。晴嵐荘に泊まって、朝日の下で撮ったらすごい写真になるだろうけど・・・北鎌独標に見送られ、また会う日を楽しみに別れを告げた。