5日の朝日新聞の社説は上記のタイトルで小泉さんの外交手法をまた批判した。私がこの種のネタを取り上げたのは、これで3回目だ。もうおなじみになったというか…。
朝日新聞の社説は、以下のきつい言葉から始まっている。
「これほど理解力が足りない人が、内閣総理大臣を続けていたのだろうか。そう思いたくもなるような光景だった。」
社説によると、小泉さんは靖国問題に対する国内外からの批判について、5回も「理解できぬ」と口にした。また「心の問題について、国内の言論人や知識人、ましてや外国政府が介入して、それを外交問題にして批判することは理解できない」とも言った。
社説は「2001年の自民党総裁選挙において、毎年8月15日の靖国参拝を公約として掲げたことで、自身の心の問題を外交問題に発展させたからだ」と批判している。まさしく同意である。
小泉さんは確か5年前にこんなことを言っていた。「終戦記念日には、いかなる批判があろうとも靖国神社に必ず参拝する!」と。そう公約したことで、中国・韓国との外交関係が大きくズタズタになってしまったのではないか。
私も両国との一刻も早い関係改善を望んでいる。その関係改善のためにはどうしたらよいか。それは靖国参拝をやめるしかないと思っている。すでに高裁レベルで違憲判決が出ている。それは参拝をやめる潮時でもある。
朝日新聞は、私にとって最も馴染みの深い新聞である(親が昔から取っていた)と同時に、私の考えに最も近い新聞でもある。
ちなみに私はこの他に、もうちょっと違った角度で見てみた。産経新聞の社説だが、朝日新聞のとは全くの正反対だ。
「靖国参拝について、中韓の抗議に対して批判するのは当然のこと」と産経新聞は主張している。私は「やっぱりなあ…」と思ってしまった。これだから産経新聞は。しかも後日、上記の朝日新聞の社説に文句を言っていたらしい。「産経新聞は右翼の読む新聞なのか!?」と思ってしまった。
もうスヌーピーのグッズが欲しくても、産経新聞を取る気は全くない。
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Last updated
Jan 8, 2006 03:04:31 PM
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