9月3日の朝8時。私の初めてとなる北海道旅行が始まった。今まで「北海道に行きたい」という思いを馳せてきたが、それを思いを実現させる時がいよいよ来たのだ。
まずは自宅を出発後、品川(京急線)経由で羽田空港(第2ビル)に向かう。今まで見学目的で羽田に来たことは何度もあったが、実際に飛行機に乗るために来たのは今回が初めてだ。それも私が飛行機に乗るのは、2年前に高校の修学旅行で乗った時以来となるため、期待感があったのも当然のことだった。それどころか、家族や学校の友達といったグループでの移動ではなく、私1人で飛行機を利用するのは始めてのことだ。
今回利用する便は、エアドゥ15便・新千歳行き(10:15発)。第2ターミナルから出発する。エアドゥに乗るのはもちろん初めてのことだ。安かったという理由もあるが、乗ったときから北海道を感じるために選んだ、と言ってもいい。スカイマークは利益優先で、品がなさすぎるような感じがするからだ。
チェックインを終えた後にお茶を買い、さらに銀行のATMでお金を下ろす。これで手荷物検査前の準備は完了。後はゲートに行って乗るだけだ。今回は55番ゲートからの搭乗だ。搭乗前に母に携帯で「そろそろ出発する」というメールを送る。
10時を回った頃にエアドゥ15便の搭乗手続きが始まり、私も乗り込む。期待と不安が交錯するなかでの搭乗だ。機体はボーイング767-300。結構使い勝手のいい機体である。2-3-2の形態でシートが並んでいた。若干の空席はあるものの、搭乗率は結構高かった(これでも東京~札幌間においては大手を抑えてシェアナンバー1…らしい)。
10:20頃にプッシュバックが始まり、エンジンが本格的に回り始める。安全に関するビデオが放映され、滑走路に向けて誘導路を移動している間も、私は緊張気味で手に汗を握っている状態であった。
そして10:30、エアドゥ15便はエンジン全開で滑走路を爆走し始め、離陸した。いざ、札幌に向けての1時間半のフライトが始まった。飛行機は高度約1万2000メートルまで上昇。離陸から10分ほどしてシートベルト着用サインが消えた。しかしサインが消えた後も飛行機は気流が悪いせいか、若干揺れることがあった。
飲み物のサービスで私はりんごジュースを頼んだ。北海道の特産品を使った飲み物がエアドゥの自慢だ。ちなみにオニオンスープは女満別産の玉ねぎを、麦茶は北海道産の大麦をふんだんに使ったものでなかなか凝ったものとなっている。
飛行機は下北半島や函館、苫小牧の上空を通り過ぎ、新千歳空港に近づいてきた。上空から見た空港周辺は一面畑や田んぼ。「さすがは北海道」という感じがしてきた。そして段々と高度を下げていき、エアドゥ15便は北側から滑走路に進入し、着陸。時刻は11:40。無事、新千歳空港に到着した。
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Last updated
Sep 6, 2006 04:21:53 PM
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