札幌駅のホームを見終えた私は、JRタワーに向かった。札幌駅構内のビルは大きなショッピングセンターとなっていて、たくさんの人で賑わっている。私は駅ビルの東の端へ行き、38階建てのJRタワーの展望室に向かった。エレベーターの中では耳がツーン、としてきて少々痛かった。
しばらくして展望室に到着。私を待ってたのは札幌の町を見下ろせる大眺望だった。南側にはすすきの歓楽街に豊平川、札幌ドーム。西側には石狩湾。北西には北海道大学、東側には苗穂、新札幌駅というエリア(観光スポット)が並んでいたが、それにしても38階から眺める展望はすばらしい。札幌市は京都のように碁盤目状に道路や建物が並んでいる。開拓時代のきちんとした都市計画のシンボルに見えた。
しばらく眺望を堪能した後に、私は地上に降りて札幌駅周辺をブラブラ。その後地下鉄ですすきのに向かう。札幌の地下鉄は知ってる人は知ってると思うが、他の都市とは違い、ゴムタイヤ方式であるのが大きな特徴だ。
私はまず、南北線ですすきのまで行くことにした。札幌から大通、すすきのまでといった短い距離だったが「ああ、札幌の地下鉄はこんなものか」と実感できた。実際にはゴムタイヤによって列車は高加速ができ、私は思わずつり革につかまってしまった。
すすきのに到着した私はしばらくその界隈を散歩する。ニッカウイスキーの巨大広告に、北海道新聞ニュースなどが流れる掲示板、そしてすすきの交差点の西側に乗り場のある路面電車。「ああ、自分はすすきのにいるんだ」という実感しかなかった。でも「北海道に行きたい」という願望は前々からあったので、今回それが達成できてよかったとも思った。
そして夕方5時過ぎ、すすきのの東の端、豊平川の河川敷の近くに今回の旅の宿がある。今回お世話になるのは「東横イン・札幌すすきの南」。東横インは安くて清潔という評判を聞きつけて「是非とも泊まってみたい」と思っていた。
チェックインの後、指定された自分のシングルルームへ。清潔な部屋には大きなベッドが。1人用としては破格のサイズだ。私はすぐさまシャワーを浴びた。北海道に着いてからというものの、ずっと歩いていたからだ。そしてニュースを見て一息つく。
その後、6時半を回ったときに外出。ジンギスカンを食べてみたいからだ。元々羊肉は苦手だった私だが、「北海道に来たからには」ということで食べることにした。すすきの交差点から南へしばらく歩いたところにある「味の羊が丘」という店で、夕食にすることにした。
普通のジンギスカンを注文してみたものの、これがなかなかおいしいのだ!つけタレにもよく合うし、ライスも頼んでしまった。ようはそれだけご飯が進むのである。それに野菜たっぷりでおいしい。10切れの肉を食べ切ったとき、私は大満足だった。これで羊嫌いは直ってしまった。
そのあと、すすきの周辺をブラブラしてホテルに戻る。その後、今日の記録をつけたり、テレビを見たりして、10時過ぎに就寝。
1日目を書くこと自体にも結構な量が必要な今回の旅であった。
2日目は小樽に向かう。
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Last updated
Sep 15, 2006 02:02:11 PM
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