福岡空港に到着した私は地下鉄の駅を目指す。
福岡空港駅。市営地下鉄空港線が乗り入れている。ずいぶん分かりやすい路線名だ。
何でも日本の大都市に隣接している空港の中では、いちばん都心部に近く、なおかつ地下鉄も乗り入れている。福岡空港は町のど真ん中にある空港である。
そういうわけで利便性は非常に高いが、欠点も多い。それは住宅街で飛行機の騒音がひどいことである。
他に建物を建てる際に高さ制限があるなど、弊害は大きい。
以下は福岡空港での写真である。
福岡空港の到着案内板。
麻生グループの広告。福岡県は麻生太郎さんの地元だ。
福岡市に本店を置く九州の有力な地方銀行、
西日本シティ銀行。
福岡銀行とはライバル関係にある。
地下鉄の駅で天神までの切符を買う。250円なり。やや大きい荷物を2つ抱えながら、エスカレーターをくだり、ホームへ。19:23発の姪浜行の電車が停車していた。車内は木目調であり、阪急電車に似ている。福岡の地下鉄にはホームドアがあり、安全に配慮された形となっている。
姪浜行き電車はカーブを曲がり、博多駅、祇園を経由する。博多駅で多数の乗客が乗り込む。中洲川端で貝塚からの箱崎線と合流し、福岡の都心とも言うべき、天神へと向かう。
天神駅で撮影した、福岡市営地下鉄1000系電車(私が福岡空港から乗り込んだ列車とは別物である。貝塚行きである)。ほぼ全車両がVVVFインバーター制御に改造されている。1000系は空港線、箱崎線、JR筑肥線で共通して使われる。
天神で降りた私は東側の出口を探し、地上に出る。初めて福岡の土を本当に踏んだ瞬間であった。出口周辺はビル群となっており、福岡市役所や天神中央公園が近い。
西鉄バスがバンバン走っている。
私は南東に向かい、今夜お世話になるホテルに向かう。東横イン・博多西中洲だ。東横インは札幌に旅行に行った時にもお世話になった。いったんチェックインして荷物を部屋に置き、しばし休憩。すぐに食事に出かけたかったからだ。
その3に続く。