この日の午後、神戸から帰京しました。今、風邪をひいてて調子がおかしいのですが。
30日未明から、家族全員で車で移動しました(東名高速、新名神高速経由)。兵庫区の実家に着いたのは同日朝8時前でした。
居間に上がると私含め東京の4人、おばが亡き祖父と対面しました。祖母が「お父さん(祖父)、皆さんが来てくれましたよ」と言うと、祖父の顔を覆っていた白い布が外されました。私は死人の顔を、テレビを通してではなく、初めて自分の目で見た気がします。
・・・信じられませんでした。人形のように固まっている祖父を見た時、そう感じました。
私が実家に来た時「元気にしとったか?」、東京に帰る時「気ぃつけてな」と声をかけてくれた祖父。お通夜の後、祖父が生前お世話になった真宗寺の住職からは私のことを「立派な孫息子だと自慢していた」と聞かされました。
私は2歳の頃、家族で東京に引っ越してきました。その時、幼い2人(私と弟)の遊び相手が母方の祖父でした。祖父は神戸市内の各所を車で案内されたことがあります。一緒に関西空港に出かけたこともあります。また、祖父母も度々東京に来ることもありました。
私は父方の祖父にも大分お世話になりましたが、なぜか母方の祖父に対する印象のほうが強かったです。
午後になると、お通夜・告別式が行われる真宗寺に移動。母の実家は浄土真宗の家だからです。14時に納棺式。18時にお通夜となりました。会場には2006年に撮影された祖父の遺影がありました。私に対して「元気でやってるか?」と問いかけるようなやさしい笑顔の遺影でした。次第に目がジーンと来て涙が出そうになりました。
翌日(1日)には告別式がありました。正午前に出棺となったのですが、出棺前の祖父との最後のお別れの時、私は思わず「信じられません・・・」と言いました。祖父とのたくさんの思い出が頭をよぎりました。あんな身近な人がもういないなんて到底信じることができなかった。帰京した今でも信じられません。
告別式の後、参列者全員で火葬場まで移動。遺体の焼却が終わるまで会食となりました。その後、初七日法要。実家に帰宅できたのは18時前でした。
2日、朝7時半過ぎに実家を出発し、午後に帰宅しました。
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Last updated
Jan 31, 2021 12:30:00 AM
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