22日のスペインGPで小林可夢偉は10位入賞を果たした。これで4戦連続入賞(もし開幕戦が失格にならなければ開幕5戦連続入賞だったのだが)。フジテレビの放送で話題になったのが、可夢偉の通算入賞回数だ。これが日本人最多回数に近づいているとのこと。
現時点での日本人F1入賞回数
佐藤琢磨 :14回
小林可夢偉:13回
中嶋悟 :10回
鈴木亜久里:5回
片山右京 :3回
ただし、入賞の際のポイント制度は2003年、2010年と、2度にわたって大きく変更されているので、上のデータでは単純比較は難しい。そこで、もし2009年以前も10位以内が入賞だとした場合どうなったか。また、2002年当時のルールのままだったらどうなっていたか。
10位以内でゴールした回数は以下の通り
中嶋悟 :27回
佐藤琢磨 :22回
鈴木亜久里:17回
片山右京 :16回
小林可夢偉:13回
6位以内でゴールした回数(2002年までのポイント制度)
佐藤琢磨 :11回
中嶋悟 :10回
鈴木亜久里:5回
片山右京 :3回
小林可夢偉:2回
結論。可夢偉はまだまだ偉大な先輩たちには及ばないドライバーである!
確かに可夢偉はアグレッシブなドライバーであるという評判が海外でもある。私も20世紀の日本人F1ドライバーにはなかったような走りだと思う。だが、入賞を重ねているのはルール改正によるところが大きいのではないか(まあ、2002年以前の入賞は6位以内まで、という条件が厳し過ぎたのかもしれないが)。
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Last updated
May 24, 2011 11:08:08 PM
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