これまで着々と工事が進んでいたものの、(自分の中では)どこまでできているのかさっぱり分からなかった第二東名高速道路だが、先日NEXCO中日本から開業時期について公式発表があった(
プレスリリース)。
詳しくはNEXCO中日本の公式サイトを参照されたいが、正式名称は
「新東名高速道路」となる。これまで「第二東名」と呼ばれてきたが「新東名」としたのは、単純に新名神高速道路にならって命名したのだろう。
開業するのは来年初夏(ゴールデンウィーク前)。全事業区間(海老名南~豊田東)のうち、静岡県内の御殿場JCT~三ケ日JCT間(約162km)が先行開業する形となる。途中、10か所のインターチェンジと、7か所のパーキングエリアが設置される。
今回の開業で最もすごいところは、一度に開通する高速道路としては史上最長の距離ということだ。
私は家族旅行などで東名~名神を何度か全線往復したことがある。現在の東名は上下4車線の区間が多く(特に静岡県内)、追い越しの際には細心の注意が必要だと感じた。
新東名では、現在の東名高速よりも10kmほど内陸を走るため、高波の影響を受ける心配がないこと、さらに可能な限りの直線コースでトンネルが多く設置されていることが最大の特徴だ。法定の最高速度が現在は100km/hだが、新東名だと130km/hに引き上げられるかもしれない。さらに、昼夜問わずハイウェイバスも大幅なスピードアップも期待できるかもしれない。
・・・来年のゴールデンウィークが楽しみになってきた。開業して名古屋方面に行く機会があったら、JRハイウェイバスで新東名を見てみたい。