昨日、F1で驚くべきニュースが2件も入った。
セルジオ・ペレスのマクラーレン加入と、それに伴ってハミルトンのメルセデスGP移籍(シューマッハー放出)が発表されたのだ。
小林可夢偉(ザウバー)のチームメイト・ペレスは今季、マレーシアGPで2位を獲得したのを皮切りに、3度も表彰台に登壇したことがマクラーレン入りの大きな決め手となっただろう。これまでフェラーリ移籍説がくすぶっていたが(ザウバーがフェラーリエンジンなので)、急転直下マクラーレンへの加入となったことは非常に驚きだった。
一方のハミルトン。2007年にデビューして以来マクラーレン一筋でやってきた。しかし最近は彼にもレッドブル等への移籍説が出ていた。彼は開幕3戦連続で3位を獲得したが中盤になって盛り返してきた。しかしカナダGPからは優勝かリタイアかという極端なレース結果が続いてきたという印象だった。
その一方でシューマッハーのメルセデスGPからの離脱が正式に発表された。ヨーロッパGP(バレンシア)で復帰後初の表彰台となった彼だが、2度目の引退がいよいよ現実のものとなるかもしれない。
これでメルセデス勢2チームの来年の体制が固まったことになる。
その一方で小林可夢偉の調子がどうも芳しくない。ペレスが非常に印象に残る走りを見せたため、ステップアップという形でマクラーレンへの移籍を決めたのに対し、可夢偉はどうも精彩を欠いている。次回はいよいよ鈴鹿、母国GPで意地を見せ、せめてザウバー残留を決めてほしい!
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Last updated
Sep 29, 2012 11:24:33 PM
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