開幕から7戦連続で異なる優勝者が出るなど、目まぐるしかった今年のF1シーズン。大混戦の前半戦だったが、後半戦は一転して優勝するドライバーがだんだん絞られていき、最終的にはベッテルVSアロンソという構図になった。
思えば、オーストラリアで開幕戦・決勝レースがあったのが3月18日のことだった。そして11月25日、ついに最終戦ブラジルGPの決勝レースである。実に8カ月に及ぶ長丁場だった。あり得ない!年間17~18戦で十分ではなかろうか。見ているこっちも疲れた。
このブラジルGPは今季を象徴するかのようなレースだったと思う。ベッテルはまさかの下位スタートでもめげない。好不調の波が激しかったハミルトンはトップを走っている最中にヒュルケンベルグに追突されてリタイア。これで今年何度目だ?
結局、優勝バトン、2位アロンソ、3位マッサという顔ぶれの表彰台だったが、ベッテルが6位に入って3連覇確定。アロンソはわずか3点差でチャンピオンを逃すという結果となった。
一方、残念だったのは小林可夢偉。ザウバー残留ならず!ザウバーは来季、ヒュルケンベルグ(フォースインディアから移籍)と、エステバン・グティエレス(新人)のコンビとなる。
可夢偉は鈴鹿で表彰台に上がってからはリタイア、14位2回、6位、9位と、キラリと光るような走りが見られなかったのが残念。しかし!ザウバーという決して戦闘力が高いとはいえないマシンでレベルの高いレースをしたのは事実で、来季は必ずどこかのチームでレギュラーとして活躍していると信じている!
そして、今年からフジテレビ地上波ではなくBSフジによる放送となったが、不満である!
最低でも日本GPは生放送でやってほしかった(できればオーストラリア、マレーシア、シンガポール、中国、韓国の各GPでもやってほしいのだが)。これじゃ地上波での放送をなくした意味ないのではなかろうか。さらに地上波では北米、南米でのレースでは中継が原則だったのに、BSフジでは日本時間・月曜日の夜に放送された。今回のブラジルGPも新聞で先に結果を知ることとなった。これはいただけない!
可夢偉の将来における活躍を祈って、そしてBSフジの改善点を書いて、2012年のF1に関する日記を書き終える。
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Last updated
Nov 29, 2012 11:07:29 PM
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