このブログでもたびたび紹介してきた、嘉田由紀子・滋賀県知事率いる日本未来の党。しかしこの党は結党からわずか1カ月で分裂の危機に直面している。
きっかけは、総選挙後初の議員総会で、嘉田代表とは別に「国会議員団代表」のようなポジション(共同代表)を新設し、それに社民党を離党した阿部知子氏を起用しようとしたところ、小沢新党から合流したメンバーから反発の声が挙がったことである。
今日、特別国会が開幕し、首相指名選挙があった。その中で未来の党はこの選挙で自主投票となった。独自の首相候補すら決められないなんて、前代未聞の政党だ。全国340万人の支持者をバカにしているような行動にしか見えないと思ってしまった。3年前の総選挙で大敗した自民党でさえも形式上は首相候補を決めたのに(麻生太郎総裁が特別国会前に辞任、両院議員総会会長である若林正俊参院議員を首相候補とした)。
さらに、亀井静香氏が早くも離党を表明、選挙互助会のような政党だったことが露見してしまったように感じた。未来の党に(少しは)期待した私は言いたい。これ以上幻滅させないでくれ!
27日追記。
28日付けでの分党が決まったそうです。小沢氏らのグループが党を乗っ取るような感じで、党名を「生活の党」に変更するそうです。
何が何だか分からなくなってきた。1994年頃の政党再編よりひどいことになりそうだ・・・。
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Last updated
Dec 27, 2012 09:50:58 PM
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