私が最近よく行く仕事場に、平和島のアパレル倉庫がある。正確にはそこの倉庫には、雑貨を扱う共同配送センターと、アパレルを扱う物流センターが同じ運営会社の下で同居しているのだ(フロアも共有)。
雰囲気としてはアパレル倉庫の方が厳しい。理由は責任者の口調が共同配送センターより厳しいからだ。特に、やってはいけないと言われたことを絶対にやるな!と何度も念を押される。例えば出荷(梱包)の仕事をする際には
「必ずハンディ(検品のための機械)を通すこと!」「ハンディ漏れだけは絶対に無いように!」と強い口調で言われる(ハンディ漏れが1件見つかっただけでも責任者曰く「由々しき事態」になる)。
しかし、責任者は出荷の仕事をするにしても手順を分かりやすく教えてくれているし、分からないことがあったらちゃんと対応してくれている。そして何よりも緊張感を漂わせている。先日もその責任者からは「もしハンディ漏れをした場合には、ただちに帰ってもらうから」と言われたばかりだ。
一緒に働いている他の仲間の出荷作業のスピードも速い(責任者ももちろん速い)。これが
「顧客が求めているレベル以上のスピード対応」なんだな、と肌で実感した。
先月末から、どちらかというと雰囲気がゆるい現場に行くことが多い私だが、平和島の倉庫のような現場に行くことで逆にある意味リフレッシュした気分になる。
少なくとも、「二度と来んなよ!」と私に対して言った責任者がいるような
横浜市内某所の倉庫(2011年12月24日の日記)よりはマシな方だ。平和島のアパレル倉庫は、責任者が誠意を持って私たちのようなスタッフを教育・指導していることを感じた。