かごしま水族館でイルカショーを見学した後は、電車には乗らずに徒歩で鹿児島駅へ向かうことにした。電車での移動も良いが、散歩みたいな感じで歩くことで等身大の町の様子を感じることができるのも良い。これだから歩くのは止められない。
しばらくして鹿児島駅に到着。
県名をそのまま名乗る駅だが、鹿児島中央駅に比べるとかなりこぢんまりとしていて、市電の存在感が大きいように感じる。
ここは鹿児島本線、日豊本線の終点である駅だが、利用客は中央駅と比較すると大変少ない。どちらかというと、貨物ターミナルの印象が強い駅だ。
早速、駅構内へ。
改札口にはICカードリーダーと駅員のお立ち台があるシンプルなもの。自動改札機はまだ設置されていない。それでも、みどりの窓口や待合室がちゃんと完備されている。それでも、この駅は旅客がメインではないように感じた。
関東、関西、名古屋以外のエリアで
JRといえば長距離移動のイメージが未だに強いことが分かった。東京人の私のJRのイメージとは全然違うのだった。
企画切符である、九州ネット早特7のポスター。
7だからか、ウルトラセブンが起用されていた。ちなみに
鹿児島中央駅から福岡市内まで片道7500円(新幹線利用)は安く感じる。なお、西鉄バス・桜島号(福岡天神~鹿児島中央駅)なら往復8000円。
ここからまた市電に乗って鹿児島中央駅を目指す。JRに乗っても良いのだが、この時点(15:30頃)では約20分待たなければならなかった(次の鹿児島中央行きは15:49発)。
鹿児島駅前に揃った市電の車両たち。左から7000形(ユートラム2)、9500形、2110形(大垣・鶴岡号)。
しばらく待った後、2系統の電車に乗って出発。
鹿児島駅前出発直後の車窓。臨港地帯らしく、コンテナを乗せたトラックが見える。
市電の車内にて。
シートが割とフカフカなのは良かったかも。
ちなみにこの
キュアソード・ショルダートートには、傘、ノートや筆記用具、そして各地でもらった観光案内やパンフレットなどが入っており、この時点でパンパンな状態になっていました。
20分ほど揺られて鹿児島中央駅前に到着。
維新のふるさと館で紹介された「薩摩スチューデント」の面々。
詳細はWikipediaの
「薩摩藩第一次英国留学生」のページを参照されたい。
鹿児島中央駅にまっすぐには向かわず、徒歩で市内をさらに回ることにした。
(その7)に続く。