12月27日夜の鹿児島中央駅構内に入り、列車をバンバン撮影した。
時間は19時35分頃。夜の鹿児島中央駅は人気が少なく、新宿駅や名古屋駅、大阪駅とは全く違う雰囲気だ。
まずは電光掲示板を見て、最初の出発便が出る5番ホームへ。
普通・南宮崎行き(19:36発、6776D列車)。キハ40系で運転される。南宮崎まで約3時間20分かけて走る長距離鈍行だ。
日豊本線は全線電化されているのに気動車で運行される列車だ。これは北海道でも見られる光景だ。電車より気動車で走らせた方がコストが安く済むと聞いたことがあるからだ。
隣の6番ホームに停車していたのは817系の回送列車。翌日と翌々日には、何度も見かける電車になるのだが、私にとってはこれが初見だった。
ここで指宿枕崎線のホームに移動。キハ200系が折り返しの準備をしていた。菜の花をイメージした鮮やかな黄色が印象的だ。時間から考えて折り返し、普通・指宿行き(19:59発、1359D列車)になると思われる。
3番ホームに到着した787系。これも初見。私が「のりものバンザイ!」というビデオで初めて見てから20年が経過していた。最初は博多~西鹿児島間(当時)の特急・つばめ号に充当されていたものの、九州新幹線開通に合わせて運用される路線も変化していった。現在はきりしま号やかもめ号などで活躍する日々である。
ちなみにこの787系は、
特急きりしま17号(宮崎17:36発)で到着したシーンで撮影したものだ。
九州新幹線全線開業後に貼り替えられたステッカー。
AROUND THE KYUSHU
つばめのマークはそのまま残されたという感じで、JR九州の姿勢には好感が持てるかもしれない。
こちらは415系。
普通・川内行き(19:57発、2470M列車)となる。
余談だが、この列車は国分始発の川内行きという設定の列車で、この鹿児島中央で列車番号が変わるものだ。私も東北本線で同様の列車に乗車したことがある。その証拠に、当駅が一旦終点になる関係上、35分間の長時間停車をしていた。
続いて新幹線ホームへ。
両側にはN700系8両編成がいた。しかし夜遅いせいか、人はまばらだった。
みずほ608号・新大阪行き
(2013年3月ダイヤ。当時は19:55発)に充当されていたのは、JR九州所属の
N700系8000番台だった。
2014年4月23日追記。「みずほ608号」は今年3月のダイヤ改正で時間帯が移動し、鹿児島中央18:00発となった。
鹿児島中央駅の新幹線ホームから、
日本最南端の新幹線用レールを眺めた。これはこれで趣がある。
おまけ。薩摩芋焼酎を紹介するブースがあった。私がその晩に飲んだ
黒伊佐錦もあった。
これで初日は終了。後は市電で宿舎(東横イン)まで移動し、就寝となった。
2日目は
(その10)を参照。