鹿児島中央駅にて。この日の予定では宮崎方面に向かったのだが、まずは逆方向の川内方面へ一旦行ってみることにした。鹿児島本線の南半分に乗車してみたかったからだ。また、川内行きの電車の出発までまだ時間があったので、前日には見かけなかった様々な列車を撮影することにした。
783系。JRグループとして初めて登場した新製特急電車だ。登場当初は有明号やかもめ号として活躍していたが、九州新幹線の開業などで転属を繰り返してきた、流浪の車両だ。
この列車は多分、特急きりしま1号(宮崎5:53発)として到着した車両だと思われる。
鹿児島中央駅の朝ラッシュの風景。5番・6番ホームの様子である。
5番線に停車中の787系。
特急きりしま6号・宮崎行き(鹿児島中央8:48発)として出発を待っていた。
私が乗るのは、6番線に停車中の817系。
普通・川内行き(8:29発、2432M列車)。
ちなみに川内と書いて
「せんだい」と読むのはなかなか難しい。「せんだい」と聞くといつも東北の大都市(仙台)をイメージしてしまう。
817系の運転台。東京の通勤電車ではなかなか見られない構図だ。ワンマン運転対応にするためだ。どちらかといえば、路面電車を連想させてしまう。
川内行き(2432M列車)は定刻通りに鹿児島中央を出発、指宿枕崎線と別れて九州の内陸へ向かう。
まだ鹿児島市内だというのにすでに山の中、という様相を呈していた。神戸電鉄と感覚が似ている。
2つ先の、
上伊集院駅で途中下車。
跨線橋から見た上伊集院駅構内。
洋館みたいな可愛らしい駅舎が印象的だった。
急いで鹿児島中央駅へと戻る。
817系による
普通・宮崎行き。この電車でこのまま霧島神宮まで乗車する。
なお、この電車は鹿児島中央駅までは
2433M列車。そこから先、
日豊本線では6930M列車へと列車番号が変わる。鹿児島本線は下り線だが、日豊本線は上り線になるのでこうした形になっているかもしれない(東京でいうと、横須賀線・総武快速線のようなものだ)。
車両基地を通り過ぎる。
再び、鹿児島中央駅。
817系のドア上部に掲載されていた路線図。ICカード・Sugocaの対応エリアが掲載されていた。鹿児島エリアは、川内~鹿児島中央~国分間。指宿枕崎線では鹿児島中央~南鹿児島間。
(その12)へ続く。