8月1日、リエージュ市内を散策しました。滅多に行くことのないフランス語圏の街並みがどんな感じなのか、知りたかっただけです。
市内散策の始まりは
リエージュ・ギユマン駅から。遠くからでもかなり目立ちます。
駅というより
美術館のような外観です。
駅前の通りをしばらく歩くと、
ムーズ川の左岸に沿う道路に出ましたが、改良工事中でした。教会やショッピングセンターなどがある中心部に向けて歩きます。
途中には小学校がありました。そこの近くには、下のような・・・。
レンガ造りのおしゃれな建物がありました。
このレンガ造りの建物にはプレートがあって、こう掲示されていました。
Le Conseil economique et social Wallonie
Googleで翻訳したところ、「
ワロン経済社会理事会」と出ました。ワロンの経済政策を立案する重要な機関・・・なのでしょうか。ちなみにフランス語圏の中心都市はナミュールです。
注意:ベルギーではオランダ語圏、フランス語圏、ドイツ語圏のそれぞれに言語別の地方政府があり、経済、雇用、社会保障、教育、農業などの権限が連邦政府から委譲されています。
旧市街。ムーズ川にかかる橋で撮影しました。
市の中心部。ショッピングセンターもあり、車や人の往来が多いです。
おまけ。そこで見つけたケーキ屋の商品を撮影。2つしか残っていませんでしたが、アップルパイが特においしそうでした。
旧市街にある教会。これは聖ポール大聖堂で、建物自体は13世紀から15世紀にかけて建設されましたが、
教会は971年に作られたという、1000年以上の歴史を誇るものです。971年というと
日本では平安時代(特に藤原道長の時代)です。
ゴシック建築で、威厳のある建物です。
このように、現代のリエージュは、
新しいものと古いものが共存している町という印象を受けました。
ちなみに帰り道、ギユマン駅に行こうとしたら道に迷ってしまいました。しょうがなく売店のおじさんに「地球の歩き方」を見せて自分の居場所を確認しました。居場所が突き止められたあと、お礼にスプライトを購入。でも迷子になったために列車を逃してしまい、ヘーレンタルスへの帰還は1時間遅れになってしまいました。
(続く)