箱根駅伝をテレビ観戦中に見かけたトヨタのCMで、とても面白いものがありました。
木村拓哉「俺たちがいる今って、もう未来なのかもしれませんね」
・・・本当にそう思いました。交通機関にしかり、風景にしかり、技術にしかり。
私が小学生だった1990年代は「未来=デジタル、今まで不可能だったことが可能になる」というイメージが強かったです。思えば小学生時代、
例えば鉄道図鑑を読んでいけば、「未来の新幹線車両」としてE2系、E3系、500系が紹介されていました。今はいずれも後継車両が登場して第一線から退きつつある車両たちです。
また、卒業直前の1998年頃には現在の東京スカイツリー構想の話が学校で紹介されました。当時は新東京タワーという仮称で呼ばれていましたが、私は学校で何と発言したか。
当時の私「新東京タワーは千葉県成田市に建てた方が良いと思います」
そのような趣旨の発言をしました。当時、成田空港はまだ新東京国際空港が正式名称だったので、それと関連付けたわけです。今からみれば勉強不足も良いところで、突拍子もないことでした。
21世紀になり、新幹線において全線開通は「2010年以降という遠い先のこと」とされていた九州新幹線が2011年3月に開業しました。今年は北陸新幹線、来年は北海道新幹線と開業ラッシュが相次ぎます。飛行機では夢のような存在だったエアバスA380が2007年10月にデビューしました。風景では東京スカイツリーが無事に完成して下町の風景がかなり変わりました。携帯電話は進化してスマートフォンになりました。
子どもの頃に「未来の世界の話」、「夢物語」と思われてきたことが次々と実現してきています。
まさに昭和末期生まれの私は今、「未来」という時代を生きていると実感しました。
少し関係があるかもしれませんが、
岡山のキュアまこぴーさんのブログを拝見させていただくと、自分の人生はどうなるのか全く分かりませんね。
小6当時の私の夢(妄想)は、第一に鉄道ファンであり続けること。第二に近鉄バファローズの選手になることでした。ところが学生時代を通して野球部に入ることはありませんでした。近鉄バファローズも消滅から10年ほどが経過しました。
中学生時代、私は「子供っぽいから」という理由でアニメが嫌いでした。将来の夢は
鉄道会社に入社して、車掌になることに変わっていました。
小6の私は、高校卒業後は大学には進学しない。適当に働き出して、適当に結婚して、適当に父親になる。そんな平凡な人生を送ることを求めていました。しかし現実は、
・結婚どころか彼女もいない。いまだに実家暮らし(今春に別居予定)。
・鉄道会社への就職を諦め、就職活動に失敗した後、学校・塾で教員として働き始めた。
そして、
・いつの間にかアニメオタクになり、あろうことかプリキュア絵師になってる!!
自分がプリキュアの絵を描いていることを、10年前の自分が知ったら発狂すると思います。
そして今の私は、特に相田マナ、まこぴーをはじめとするドキプリ勢を自分の恩人と思うようになってしまいました。
本当に人生って何が起こるか、分かりませんね。