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カテゴリ:高知・京都旅行記(2016年GW)
これから阪急全線を乗り尽します(前回の記事参照)。
思い出せば、ずっと世田谷区在住の私が阪急に初めて乗車したのが震災前の1994年頃。私たち一家は当時、叔母の結婚式で大阪に出ていました。その際、梅田から三宮まで阪急で移動したのが始まりだと思われます。 その後、家族旅行や個人旅行として神戸に帰省する度に、電車で移動する機会が多かったです。時にはJRや阪神を利用したこともありましたが、現在では母の実家から梅田、京都方面へは阪急。難波、奈良方面へは阪神。という風に使い分けています。 何らかの理由で京阪神に来るとなると阪急の利用が多い私ですが、利用する路線はだいたい狭まってしまいます。神戸線と京都線。それ以外は乗る理由が見当たらないのです。それなら、早朝にフェリーで着いたので折角だから、今回は私がこれまで乗車したことのない、甲陽線、宝塚線、嵐山線などを全て乗り尽します! 6:45発 特急・梅田行き(8000系。新開地発、32列車) これで夙川まで移動します。六甲、岡本といった「いかにも」という感じの住宅街を走っていきます。 夙川到着後、甲陽線のワンマン列車に乗車します。 7:05発 甲陽園行き(6000系、15列車) 甲陽線は全線単線のローカル線です。他線との直通運転もなし。短い路線の沿線住民をこまめに拾い、大都市に向かう幹線に接続する。正に支線らしい支線の一つといって良いでしょう。 5分ほどで甲陽園に到着。この辺りは高級住宅街。10年以上前に出た涼宮ハルヒシリーズ(2003年発表、’06年アニメ化)では、主人公達が通う学校(兵庫県立西宮北高校)の最寄り駅として登場しました。詳しくはこちらのサイトをご参照下さい。 さて、簡単に紹介したところで折り返し乗車(7:15発 夙川行き。18列車)。 夙川にはカトリック教会があり、戦前に建てられた大聖堂が有名なのですが、それには目もくれず。夙川到着後、すぐに神戸線の特急・梅田行き(7:22発、42列車)に乗車。 すぐに西宮北口駅に到着しました。3号線には最新鋭の1000系が停車していました。 7:27発 普通・梅田行き(1000系。三宮発、40列車) 3号線 ここで今津線に乗り換えです。今津線はこの駅を境に南北に分断されています。元々は1921年に宝塚~西宮北口間が開通した後、1926年に今津まで乗り入れた路線です。神戸線とのダイヤモンドクロッシングは説明の必要がないほど有名。大手私鉄で大型車両同士が平面交差するという非常に珍しい駅でした。その後、神戸線のダイヤ過密化に伴い、1984年3月に今津線は南北に分断され、西宮北口駅も橋上駅舎化、バリアフリー化されていきました。 また、スポーツの面ではかつての阪急ブレーブスの本拠地・西宮球場がありました(オリックスに身売り後、1990年シーズン終了後にグリーンスタジアム神戸に移転)。現在は阪急西宮ガーデンズとして再開発されています。 7:37発 今津行き(6000系、22列車) 5号線 南側の単線ホーム(5号線)から電車が発車。阪神国道を経てすぐに今津に到着しました。 今津到着後はすぐに折り返し乗車。今津→西宮北口→宝塚というルートで今津線を北上します。 今津 7:46発(25列車) 西宮北口 7:49着・7:58発(45列車) 今津線の車内にて撮影した阪急電車の自社広告。1000系をアピールするものでしょうか。他には宝塚歌劇団の広告が目立っていました。 西宮北口から乗車した今津北線の電車では、特徴的な青いジャンパースカートの制服を来た女の子が多数乗車しました。「祝日(5月3日)なのに登校日とは実に熱心な学校なんだなぁ・・・」と感心しました。調べてみたところ、途中の小林(おばやし)駅で大量に下車していきました。かなり印象深い制服の小林聖心女子学院の生徒たちでした。 間もなく、宝塚に到着となります。あんな山の中にマンションを建てるとは・・・と驚きました。 初訪問の宝塚駅です。 (右) 8:12着 今津北線(45列車) 3号線 (左) 8:19発 宝塚線 急行・梅田行き(802列車) 2号線 宝塚線の急行は途中の豊中まで各駅に停車します。川西能勢口で能勢電鉄線と、石橋で箕面線とそれぞれ連絡します。私は石橋で途中下車して、箕面方面へと向かいました。 石橋 8:38発 箕面行き(867列車、3000系) 終点、箕面に到着です。この時点で未乗区間は京都市の嵐山線のみとなりました。 (その13に続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 12, 2016 11:52:21 PM
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