フェリーを降りて宮島口駅まで戻り、広電で原爆ドームまで向かいます。
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まずは2系統・広島駅行きに乗車。広電宮島口駅からは8分間隔で広島駅行きが出ています。JR宮島口駅からは15分間隔で広島方面行きが出ていますから、JRと比較すると非常に便利です。
しばらくJR山陽本線と平行して走る傍ら、佐伯区や西区といった広島市西部の住宅街の中を走ります。
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宮島口から35分ほどで広電西広島に到着。ここは広電の一大ターミナル。
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広電西広島駅の上部には
ひろでん会館という駅ビルが建っており、その1階部分は「ひろでん横丁」として駅ナカの様相を呈しています。
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この広電西広島駅は、法律上は軌道線と鉄道線の境界線上にある駅です。
以前、この駅は軌道線の己斐電停と、鉄道線(宮島線)の(旧)広電西広島駅とに分かれていました。この駅から東の路面電車区間は軌道法に則る運営で、旧・建設省の監督下にありました。これに対して当駅以西の宮島線は鉄道事業法による運営で、旧・運輸省の監督下でした。
市内電車と宮島線の電車の直通運転が開始されたのは1962年のこと。宮島線専用の高床車両が全廃された後の1991年8月からは宮島線の全列車が市内電車に直通するようになりました。また、2001年10月までは3系統といった市内電車は己斐電停で折り返しという扱いでした。
その後、己斐電停と西広島駅を統合する工事が行われ、2001年11月に現・
広電西広島駅が完成しました。
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構内踏切を渡った後、この3系統の電車に乗り込みます。
旧・大阪市電の
750形(762)です。
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この762号。移籍元となった大阪市電は1969年3月に全廃されましたが、それ以前の1965年(昭和40年)に移籍しました。ちなみに大阪から来た750形は最大22両が広電に在籍していましたが、近年は老朽化のせいか廃車が進行しています。
他にも旧・大阪市電の車両は他にも900形が活躍しています。
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広電西広島駅から15分ほどで原爆ドーム前に到着。横断歩道を渡り、原爆ドームへと向かいます。
(続く)