1995年1月17日に起こった兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)から22年が経過しました。淡路島付近を震源とするマグニチュード7.2の大地震は、神戸など阪神地区に大きな被害をもたらしました。
先日、職場である学習塾で中学生2名に対し、
「今日、1月17日は何の日でしょうか?」
と聞いてみたところ、
「・・・分かんないです」
との返答に少しショックを覚えました。
無理もないと思います。21世紀生まれの中学生にとって、阪神大震災は自分が生まれる前の出来事。6400人以上の人々が亡くなった、阪神高速道路が横倒しになったと伝えても、ピンとこない人の方が多いのではないかと思います。風化するとは正にこのことですね。同じような感覚で、地下鉄サリン事件だとか9・11テロが風化されているのではないかと思います。
このままでいくと2020年頃には、東日本大震災もある程度人々の間から忘れ去られていくのではないかと、危機感を抱き始めた日でした。
まあ、かく言う1987年生まれの私も、日航123便墜落事故(1985年)のことをショッキングだと思った実感があまり無いので他人のことは言えないと思います。
仕事柄、大事件・事故を語り継ぐということについて考えさせられた次第です。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 31, 2021 12:21:49 AM
コメント(0)
|
コメントを書く
もっと見る