今日は久しぶりに映画を見てきました。見たのは
「ご注文はうさぎですか?~Dear my Sister~」(以下、ごちうさ劇場版)。
新宿バルト9に出かけて鑑賞しました。
新宿マルイ・アネックスが、ごちうさとコラボを行っていました。
~はじめに~
私が映画館で映画を見るのは実に9年ぶりのこと。その当時は教育実習期間中の映画鑑賞会として
「いかレスラー」(西村修氏~現・文京区議会議員~主演、2004年)を見ました。それ以来となります。ですから今日、シアターに入った時には
「このワクワク感、久しぶりだなぁ」というのが最初の印象でした。薄暗い通路、大きいスクリーン、実に久しぶりでした。
私にとって
ごちうさ劇場版は一種の実験台になります。興味のあるアニメ映画は実はいくつかあります。しかしアニメ映画といっても、ジブリ映画や、「君の名は。」だとか「この世界の片隅に」だとかには一切目もくれず、
深夜アニメの劇場版へまっしぐらです。
以下、映画の内容に触れることになります(ネタバレ)。ご注意下さい。
~本編を見終わって~
60分間があっという間でした。笑いあり、安心感ありという内容でした。
こんな濃厚なティーンエイジャーの時期を過ごしてみたかったというのが本音です。
フランス、アルザス(グラン・テスト州、オー・ラン県)の地方都市、
コルマール(Colmar)。これが「ごちうさ」の舞台のモデルとなった町です。気になったポイントをいくつか紹介。
(1)ココアちゃん、たかが一週間の帰省というのに号泣。
→映画の序盤、駅でのシーン。今生の別れじゃないんだから。泣きながら「自称姉」の立場をリゼに譲ったのだが・・・。
(2)チノちゃんとリゼとの初対面のシーン。
→TV版本編ではあまり描かれていなかったシーンです。しかしそれは、ココアちゃんとリゼの初対面の時とほとんど同じでした(更衣室で着替え中のリゼにばったり遭遇)。下着姿を視聴者に見せびらかすというサービスシーンが当然のように入っています。それには自分も慣れてきたとはいえ、少し違和感を覚えました。
下着姿はノルマなのか?
チノちゃんにとってリゼは恐れられる存在でした。彼女にとってリゼは、年上の部下のような存在だったのでしょう。
チノちゃんのどう接したら良いか分からない心理状態がリアルでした。
(3)ココアちゃんの実家(ベーカリー)はかなりの山奥。
→ケータイの電波もつながりにくいほどでした。ココアちゃんがラビットハウスへ電話を掛けようとしたら、ちょうどラビットハウスでチノちゃんが固定電話を使用中。すれ違いという、この系統のアニメでありがちな展開ですね。
(4)魔法使い・チノちゃん!
→私が特にニヤニヤしたのが、映画の後半でココアが見ていた夢。
一瞬、プリキュアの映画を見ているような感覚でした。そういえば、水瀬いのりさん(チノちゃん役)は今季はプリキュア(
キュアパルフェ役)の声もやっていますね。
(5)ココア「まずは、チノちゃんのお姉ちゃんになる!」
→ココアちゃんがラビットハウスのあるコルマールへ戻る日に、姉に言った言葉です。彼女は妹であるためか、「お姉さん」のような存在に憧れていたというのは分からなくもないです。
しかしこれは私(2人兄弟の長男)からすれば極めて強い違和感を覚える表現でした。ココアちゃんとチノちゃんは実の姉妹でもないのに「お姉ちゃん」だなんて・・・。
弟、妹より先に生まれたからお姉ちゃんなのです。
(まとめ)
そして、ココアちゃんは少しばかりチノちゃんの「自称姉」として成長して、ラビットハウスでの仕事に励む日常が再び始まる・・・。
休暇を終え、仕事へと気持ちを切り替えるココアちゃんが、ちょっとだけカッコ良かったです。
私も月曜日からまた仕事へ気持ちを切り替えなきゃ、と自戒の念に駆られました。
ご覧いただき、ありがとうございました。