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2018年の年賀状のCMが放送されています。
「そうか!平成30年か!」 アイドルグループ・嵐を起用したそのCMは、物心ついて以来、平成と共に生きてきた私にとって特別な想いを馳せさせることになりました。 アニメ「結城友奈は勇者である~勇者の章~」(第1話)より。乃木園子(画像の少女)が「時の流れは残酷だよ」と語りながら、亡き親友の墓前に立つシーン。 これまで当たり前だった風景が次々と姿を消し、新しい「当たり前」が続々と登場する状態にやや困惑している状態です。30年前どころか10年前に常識だったことが、今は常識ではなくなってしまっています。雑記になりますが、私の趣味の範囲だけでもまとめてみます。 (スポーツ) ・プロ野球で「日本一」の定義が変わりました。リーグチャンピオンが日本シリーズにそのまま出場する時代は終わってしまいました。「日本一」の定義は、予選リーグの上位3チームが参加するクライマックスシリーズ(カップ戦)の優勝者です。もう「日本一」ではなく「日本シリーズ優勝」という呼ばれ方が相応しいと思います。 ・F1では「エンジン」という概念がなくなり、ターボエンジンを搭載した「パワーユニット」という呼び方が登場しました。デビューするドライバーも、20歳代前半でのデビューは珍しくなくなり、10歳代後半でデビューする人が出てきました。 (鉄道) ・これまでJRに見られた超長距離を走る特急や鈍行の列車が次々と姿を消し、各会社のエリア内で完結するようになりました。(例)「しなの」の大阪駅乗り入れの中止。「しおかぜ」「いしづち」の松山駅での系統分断など。 ・最近は特に関西の大手私鉄で、自分のターミナルの在り方を見直すプロジェクトが出現してきています。代表例が、なにわ筋線計画のある阪急梅田駅と南海難波駅の今後の方針です。 ・営団地下鉄という組織がなくなって13年が経ちました。営団がデビューさせた01系(銀座線)は全車両が引退。03系(日比谷線)でも新車導入により廃車が出始めました。06系(千代田線)は消滅。07系(有楽町線)は東西線に転属、と目まぐるしく状況が変わっています。 ・大手私鉄ではホームドアの設置を進めている会社が多いです。「ホームドアの設置=特別なこと」というイメージがこれまでの頭の中にありました。 (航空業界) ・これまでの大手エアラインでは、ボーイング747をいかにたくさん運用させるかという少し見栄っ張りな箇所がありました。しかし、燃費高騰に悩まされている現在、各エアラインはボーイング747を次々と引退させています。そして、ボーイング787やエアバスA350XWBといった双発ワイドボディ機が主役の時代になりました。 ・21世紀に入って以来、伝統ある会社やブランドが次々と姿を消しました。スイス航空、サベナ・ベルギー航空、日本エアシステム(JAS)、ノースウェスト航空、コンチネンタル航空、ヴァリグ・ブラジル航空といったところは後身の会社に経営権が渡り、ブランドが消滅しました。ヨーロッパでは、アリタリア航空が破産(運航停止)するかどうかの瀬戸際です。 ・航空会社も、いかに遠くの就航地に行って自分の国の利益を考えるかより、提携先のエアラインと協力していかにグループ(スターアライアンス)の一員としてやっていくか、が注目されています。日本航空が既にブラジル、オランダ、イタリアから撤退したことがその象徴だと思います。 私は、何事も全部自分のやり方で物事に取り組もうとする人間です。中には、もう定着してしまっている「常識」をいつまでも受け入れずに、昔に定着させた知識で取り組もうとしていることも少なくありません。・・・しかしそれだと、失笑を買いかねません。 来年は平成に入って30年目のシーズン。そして2019年5月には、今の天皇陛下が生前退位され、皇太子さまが即位されるという流れが固まりつつあります。これを機に私は、今月から「常識の総入れ替え」を行い、世の中のことを勉強していかなければなりません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 3, 2017 01:45:03 PM
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